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舘野真知子の割り梅の甘露漬け/きょうの料理

6月2日(火)の「きょうの料理」は、昨日に引き続き料理研究家の「舘野真知子」さんが、「手仕事12ヶ月」で「梅」を使ったレシピを紹介してくれます。

「割り梅の甘露漬け」は、甘酸っぱくちょっとしょっぱいカリカリの梅漬け。食べるごとに元気がでる梅漬けです。堅い青梅を割るのは少し力がいりますが、手間をかける価値があります。つけ汁も甘酢として重宝します。

割り梅の甘露漬けの材料(作りやすい分量)

  • 青梅(500g)
  • 塩(20g)
  • リンゴ酢(大さじ1)・・お好みの果実酢
  • グラニュー糖(350g)

割り梅の甘露漬けの作り方

  1. 青梅(500g)は下処理をする前にたっぷりの水に2時間ほど浸してアクを抜きます。大きめのボウルに入れ、たっぷりの水を張り、梅を傷つけないように優しく洗います。ザルにあげて水気をきり、厚手の紙タオルで拭きます。水がたまりやすい、くぼみ部分も丁寧に。なり口のヘタを竹串で取り除きます。なんども刺すと実が傷つくので取りにくいものは無理しないでそのままにします。実のくぼみに沿って包丁でぐるりと1周切り目を入れて、切り目を上にしてまな板に置きます。
  2. 梅の上に別のまな板をのせ、グッと押して実を割ります。
  3. スプーンで身からタネを除き、果肉の重さを量って、その5%の塩を用意します。
  4. 3の果肉をボウルに入れ塩(20g)をまぶします。ラップをぴったりとかぶせて、水を入れたボウルなどで800g〜1kg(果肉の2倍)の重石をして1時間ほど置きます。
  5. 4をザルにあげて手で軽く押し、汁気をきります。ボウルに移して、リンゴ酢(大さじ1)をまぶします。
  6. 保存瓶に5とグラニュー糖(350g)を1/3〜1/2量ずつ交互に入れ、常温に1にり置いて冷蔵庫に置きます。グラニュー糖が溶けるまでの間は1日1回を目安に時々瓶を揺すり、よくなじませます。
  7. 10日後にグラニュー糖が溶けてつけ汁がたっぷりと出れば食べごろす。汁はピクルスなどに使用できます。
  8. 冷蔵庫で約6ヶ月保存が可能です。

感想

暑い日にぴったりですね。私は、梅酢を作っていますが、毎年たくさん作って重宝しています。りんご酢ではなくみかん酢で作るのが好きです。季節の手仕事は毎年恒例になりますね!


ゆい :