X

久保香菜子のたけのこの茹で方&たけのこと牛肉の照り焼き/きょうの料理

4月12日(月)の「きょうの料理」は、「手仕事12ヶ月」のコーナー。本日は春の訪れを告げる食材「たけのこ」の「ゆで方」と料理レシピを、料理研究家の「久保香菜子」さんが紹介してくれます。

「たけのこのゆで方」は、たけのこがすっぽりと入る鍋があれば茹でるのはとっても簡単です。皮のむき方も丁寧に紹介します。

たけのこのゆで方の材料(作りやすい分量)

  • たけのこ(1〜2本)・・合計1kg
  • 赤唐辛子(1本)
  • 米ぬか(ひとつかみ)

たけのこのゆで方の作り方

  1. たけのこ(1〜2本)は穂先を斜めに切り落とします。縦に1本切り目を入れます。
  2. 大きめの鍋にたけのこ、かぶるくらいの水、赤唐辛子(1本)、米ぬか(ひとつまみ)を加えます。
  3. 落し蓋をして強火にかけ、湧いてきたら弱火にして、フツフツとした状態で30〜40分間ゆでます。
  4. 根元に近い部分に細い金串をさして、中心までスッと通ればゆで上がりです。
  5. 落し蓋をして、茹で汁につけたまま、5時間〜一晩置いて冷まします。
  6. 水で洗ってぬかを落とし切り目から皮をむきます。
  7. 表面に少し残っている柔らかい皮を包丁の峰でこそげ綺麗に落とします。穂先の柔らかい皮をくるりとむいてとっておきます。
  8. すぐに使わない時はボウルまたは保存容器に入れます。茹で汁カップ1/2〜2/3と水適量を加えて、かぶるくらいにしてつけておきます。使う時は洗って水気を切ります。
  9. ラップ、または蓋をして冷蔵庫で3〜4日間保存が可能です。その間、水は変えなくていいです。

たけのこと牛肉の照り焼きの材料(2人分)

  • ゆでたけのこ(4切れ)・・真ん中の部分を1.5cm厚さの輪切りにしたもの
  • 牛切り落とし肉(160g)
  • ごま油(適量)・・白
  • 木の芽(適量)
  • 酒(大さじ3)
  • みりん(大さじ3)
  • 醤油(大さじ1・1/2)

たけのこと牛肉の照り焼きの作り方

  1. たけのこ(4切れ)は両面の厚さを半分ほどまで十文字の切り目を入れます。
  2. フライパンにごま油(少々)を中火で熱し、牛肉(160g)を炒めて取り出します。フライパンを拭いてごま油(少々)を入れ、たけのこを並べ入れ、弱めの中火でじっくりと焼きます。綺麗に焼き色がついたら裏返して中まで温めます。
  3. 酒(大さじ3)、みりん(大さじ3)を加えて中火にして、煮立ったら醤油(大さじ1・1/2)を加えます。時々たけのこを上下に返してからめます。牛肉を戻して、タレが少し残るくらいまでからめながら煮詰めます。
  4. 器に盛り付けて、木の芽をてんこ盛りにします。

感想

たけのこステーキですね。切れ目を入れることで箸でも切れやすくなるそうですよ。


ゆい :