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大原千鶴のけんちん汁/きょうの料理

11月5日(金)の「きょうの料理」は、料理研究家の「大原千鶴」さんの「小粋な季節の食卓」のコーナー。本日は冬に美味しい精進料理を家庭でも気軽に作れるレシピを紹介します。

「けんちん汁」は、ほっこりと体の奥まで温まる具沢山の汁物。昆布と椎茸の2つの旨味が重なり、奥行きのある美味しさになります。

けんちん汁の材料(2〜3人分)

  • にんじん(50g)
  • れんこん(50g)
  • ごぼう(1/2本)
  • 干し椎茸(1枚)・・戻したもの
  • こんにゃく(50g)
  • 厚揚げ(70g)
  • 絹さや(2〜3枚分)・・茹でたもの/細切り
  • 砂糖(小さじ1)
  • ごま油(小さじ1)
  • 薄口醤油(大さじ1・1/2)

だし

  • 昆布だし(カップ2・1/2)
  • 干し椎茸の戻し汁(大さじ2)

とろみ

  • 水(大さじ1)
  • 片栗粉(大さじ1/2)

けんちん汁の作り方

  1. こんにゃく(50g)は3mm厚さの短冊切りにします。砂糖(小さじ1)をまぶしてもみ、1分間ほどおきます。洗って水気をきります。
  2. にんじん(50g)とれんこん(50g)は3mm厚さの半月形かいちょう形にします。ごぼう(1/2本)は3mm厚さの小口切りにします。干し椎茸(1枚)が石づきを落とし、3mm厚さに切ります。
  3. 鍋にごま油(小さじ1)を中火で熱し、1のこんにゃくと2の具材を入れてサッと炒めます。だしを加えて蓋をして3分間ほど煮ます。具材に火が通ったら厚揚げ(70g)をちぎって加えて薄口醤油(大さじ1・1/2)で味を調えます。さらに3分間煮込み、混ぜ合わせたとろみの材料を加えてとろみをつけます。器に盛り付けて絹さやをのせます。

干し椎茸の戻し方

  1. 保存容器に干し椎茸(5〜6枚)を入れ、浸すくらいの水を注ぎます。冷蔵庫に一晩(6時間以上)おきます。時間をかけて戻すと椎茸が美味しくなります。

感想

とっても美味しそうすね。豚汁は作っておくと、万能な汁物でもおかずににもなりますね。


ゆい :