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名医厳選!健康になる発酵食ベスト5/L4you

Peggy_Marco / Pixabay

10月5日(水)のL4youでは健康寿命の名医が選ぶ五代発酵食が紹介されました。紹介してくれたのは健康長寿のスペシャリストで医学博士の白澤先生です。

発酵食を食べ続けることで腸内環境が変化し健康長寿を実現させることができるそうですよ!

ちなみに発酵物は「50度以上」で熱すると菌が死んでしまいますが、冷凍は大丈夫なんだそうです。

発酵食1品目:温泉で洗って発酵!?野沢菜の漬物

長野県の野沢温泉村は野沢の発祥の地です。10月が収穫で11月から漬け込みの時期になり温泉で洗って塩で漬け込むそですよ。

野沢菜漬けには生きて腸に届きやすい植物性乳酸菌が豊富にあり、腸内環境を改善するために免疫力の向上に効果が期待できるそうですよ。強力な抗酸化成分のβカロテンも豊富なためがん予防が期待されるそうです。長野県はがんの死亡率が一番低いので野沢菜がいいかもしれないですね。

ただ、野沢でも浅漬けは何の効果もないので本漬けの野沢菜漬けを選ぶのがいいです。3ヶ月はつけて鼈甲色になっている野沢菜漬けを選ぶようにしましょう。お茶と一緒にとると抗酸化作用が高まるのでお茶漬けなどがいいです。

 

発酵食2品目:赤と白で健康効果が違う味噌の使い分け方

1300年以上前から愛されていて医者いらずと言われている味噌。白味噌、赤味噌、八丁味噌と種類も豊富です。

大豆を茹でてから作り麹の量が多く発酵期間が3ヶ月〜半年が白味噌、大豆を蒸してから作り麹の量が少なく発酵期間が1年が赤味噌になります。そのため味も効果も違いがあります。

赤味噌には褐色の色素メラノイジンが含まれていて抗酸化力が強く代謝を上げる働きがあります。メラノイジンは赤味噌の色の元になり、アミノ酸と糖質が結合してできる抗酸化物質です。エネルギーの消費量がアップするので朝ごはんに赤味噌のお味噌汁を食べるのがオススメです。

白味噌は麹を多く含むのでGABAという成分が豊富です。GABAは脳の興奮を抑える神経伝達物質で脳を鎮めてリラックスさせる効果があります。夕ご飯は白味噌のお味噌汁がオススメです。乳がんの予防効果もあると言われています。塩分が気になりますが、お味噌汁1杯に塩分は1gととても低いんです。

 

発酵食3品目:糖尿病や肥満の方にオススメ!血糖値を下げる発酵調味料、玄米で作られた黒酢

抗菌作用や解毒作用など、様々な健康効果があると言われていますが特に効果があるのは血糖値の上昇を抑える効果です。黒酢の主成分の酢酸作用で食物が胃にとどまる時間が長くなるので小腸での糖の吸収が遅くなるそうです。

食前に大さじ1杯飲むのがオススメです。ねばねば食品(オクラや山芋など)を一緒にするとさらに効果が上がります。

 

発酵食4品目:抗がん物質を含む酒

長寿遺伝子の活性化に赤ワインでグラス3杯まで。動脈硬化予防に日本酒で1合まで。がん細胞の自滅を促す抗がん物質を発見マッコリで3杯まで。

発酵食5品目:骨折と認知症の予防効果健康長寿食の王様納豆

発酵することで本来なかった栄養素を生み出し納豆に含まれるビタミンK2は腸で吸収されたカルシウムを骨に沈着させる作用があり、これがないとカルシウムは血管にたまり動脈硬化の原因となることもあります。

納豆は世界一ビタミンK2を含む食品です。そして一番効果が期待できるのは認知症の予防でナットウキナーゼが脳の老人斑を分解する働きがあり、血栓を溶かす効果もあるので脳血管性認知症の予防効果も期待できます。キムチと食べ合わせることで食物繊維と乳酸菌も取れ完全食になります。


ゆい :