京都の方が普段食べるお菓子を「京菓子」と言います。
生八つ橋、おかき、桜餅。普段使いのお菓子を売っているのは「おまん屋さん」や「お餅やさん」と呼ばれています。京都のお菓子は、お菓子の中にも美が隠れているんですよ。
今回は京都のおまん屋さんとお菓子を紹介。京都のお土産にもとてもオススメです。
1軒目:明治16年創業「中村軒」
住所:京都府京都市西京区桂浅原町61℡:075−381−2650
素朴な餅菓子と旬の感じを大切にしています。お菓子を包む葉っぱなどを使って見た目だけでなく香りも楽しめるようにしています。よもぎ団子は、よもぎの香りが悪者を払うとして平安の昔から食べる習わしがありました。よもぎの新芽だけをを使って綺麗な色を出しています。
2軒目:桜餅が名物!「米満軒」
住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂大門町28℡:075−861−0803
桜の葉に特別な思いを持ったお店で大島桜の葉を塩漬けにしたものを使っています。肉厚な葉で少し固めですが香りと見た目が抜群です。餅は直色していません。
3軒目:日本でただ1軒の金平糖専門店「緑寿庵清水」
住所:京都市左京区吉田泉殿町38−2℡:075−771−0755
金平糖はポルトガルから入ってきましたが色も形も京都独特の物に作られています。168年の老舗のこちらのお店は夜空の星をイメージして作っています。金平糖のもとはイラ粉と呼ばれるお米の粉でできています。大きな釜でゆっくりじっくり作られています。
4軒目:明治32年創業。行列が名物!「出町 ふたば」
住所:京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236℡:075−231−1658
豆餅の人気のお店。昔から大原女に愛されたおやつでした。蒸した赤エンドウ豆に塩まぶし、つきたてのお餅にこしあんを入れます。多いときは1日3,000個8人で作ります。京都はこしあんを上品にお菓子と組み合わせるのが品格を楽しむたしなみなんです。
感想
見た目、味、香りすべてにこだわりを持って作られる京都のお菓子。京都の方が普段買うお店でお菓子を買ってみるのもとても楽しみですね。