3月23日(金)の「沸騰ワード10」はタスカジの伝説の家政婦「志麻さん」がタレントの「hitomi」さんの自宅で3時間でお弁当のおかずを24品作りまくります。
春からhitomiさんの息子さんが幼稚園に通うということで、お弁当のレパートリーと時短技を紹介します。今回も3時間コンロをフル稼働で作りまくりますよ。
8月10日放送の中山エミリ家で作ったレシピはこちら!>> 伝説の家政婦!志麻さんの中山エミリ宅で3時間で15品絶品レシピ/沸騰ワード10
目次
オーブンで作る志麻流お弁当おかず6品
まずはいきなりお弁当のおかずを全6品!も一気にオーブンで作ります。おかずだけでなくデザートまで作ってしまうという荒技ですが、とても簡単そうでしたよね。
- 天板にアルミカップ(12個)を並べます。
- アルミカップの中にベーコン(1枚)をくるっと円筒型に置き、その中にうずらの卵(1個)とブロッコリー(1房)を入れます。これを2個作ります。
- 別のアルミカップの中に、半分に切ったいちごと小さめに切ったキウイを入れ、その上から生クリームと牛乳で溶いた卵液を注ぎ入れて「ミニフラン」を作ります。これを2個作ります。
- 別のアルミカップの中に一口大にカットしたサーモン、味噌とマーマレードジャムを混ぜたものをのせて「サーモンのマーマレード味噌のせ」を作ります。これを2個作ります。
- 別のアルミカップの中にカットしたキノコとベーコンを入れ、先程の卵液を入れて「キッシュ」を作ります。これを2個作ります。
- 別のアルミカップの中にご飯をのせて味噌を塗ります。これを2個作ります。
- 残りのアルミカップの中にマッシュルーム(1個)をベーコンで巻いたものを入れます。これを2個作ります。
- オーブンに入れて5分ほど焼けば出来上がりです。
サーモンのマーマレード味噌のせは、hitomiさんも「これは美味しい!」と大絶賛でしたね。開始15分で早速6品も作ってしまうのはさすがの一言です。
トマトだしの作り方
トマトからとる、透明な「トマトだし」です。
- トマトをミキサーにかけて食べやすいように細かくします。
- それをキッチンペーパーをのせたザル(下にボウルを置きます)に入れて濾し、さらに塩(少々)を加えて少しおきます。
- しばらくするとボウルに透明な「トマトだし」がとれます。
トマトジュレ
汁漏れしないのでお弁当のデザートにぴったりの一品です。
- そのトマトだしにゼラチンを加えます。
- ラップをして冷蔵庫に入れ、冷やし固めます。
- スプーンで崩してジュレにします。
液漏れしないトマトの切り方
- トマトは上側を切ります。
- そして上から見て房に沿って切り分けます。
- こうすることによって、型崩れせず液漏れもしないトマトを切ることができます。
お弁当にトマトは液漏れがしていやだと思っていましたが、なるほど、こういう風に切れば良かったんですね。目からウロコです。
キノコだしの作り方
志麻流のキノコから美味しいだしをとる方法です。
- 舞茸、しめじは小房に分けて、椎茸は細切りにします。
- お鍋に1、水を加え、60〜70度の弱火でじっくりと煮てキノコだしをとります。
「キノコは60℃〜70℃の間で旨味がグッと出てくる」ということで、弱火でじっくりと煮ることでキノコのうまみが濃厚なだしがとることが可能です。
鶏ひき肉のテリーヌ2種
「鶏ひき肉とキノコのテリーヌ」と「鶏ひき肉と梅しそのテリーヌ」の2品を作ります。
- ボウルに鶏ひき肉、卵、生クリームを加えてよく練ります。
- ラップの上に2等分にした肉ダネをのせて、1個はだしで残ったキノコを入れて巻きます。
- もう一つは青じそと梅肉を入れて巻きます。
- それぞれをアルミホイルに包みます。
- 沸騰したお湯に入れ、15分ほど茹でれば出来上がりです。
本来は型を使って作るテリーヌですが、なんとアルミホイルで包むだけで簡単に作ってしまいました。驚きです!
ラムチョップ ワインビネガーソースがけ
芸能人宅には必ず置いてあるという「ラムチョップ」を使った、志麻さん定番の一品ですね。
- ラムに塩、胡椒をふり、油を熱したフライパンで両面焼きます。
- お鍋にワインビネガー、キノコだしを合わせ、イチゴジャムと醤油を加えて煮詰めてラムチョップの臭みを消すオリジナルソースを作ります。
- お皿に盛り付けたラムの周りに、ソースをかけて出来上がりです。
hitomiさんのご主人も「おいしい!臭みがないよね」と絶賛でいっぱい食べてましたね。
サーモンの白ワイン蒸し
- ズッキーニを薄くスライスしてアルミホイルに敷き詰めます。
- その上にサーモンの切り身を全部切らずに三つ編みにしてのせていきます。
- 白ワインをまぶして、輪切りのレモンをのせてアルミホイルを包んでお鍋に入れます。
- フタをして火にかけ、10分ほど蒸し焼きにします。
- 蒸し焼きにして出てきた煮汁だけをお鍋に戻し、なくなるくらいまでしっかり煮詰めたらバターを加えて乳化させ、レモン汁を加えてソースを作ります。
- お皿に盛り付け、5のソースをかけて完成です。
サーモンの身を三つ編みにすることで、見た目も良くバターソースもからみやすくなっています。hitomiさんも「うまっ!ソースが美味しい!全然レストランですよ」と大絶賛でしたね。
明太子かんぴょう
- かんぴょう(10g)をお湯で戻します。
- 明太子(1腹)の皮を取り中身をボールへ移します。
- バター(10g)と生クリーム(適量)を加えて電子レンジで温めます。たらこが固まらないように注意します。
- バターが溶け切ったらよくまぜてかんぴょうと和えます。
- 醤油(少々)を入れて味を調えて完成です。
「おいしい!味は明太パスタの感じだけど、歯応えがかんぴょうだから新感覚。うまっ!」と大絶賛!
かんぴょうサラダ
- キュウリを縦にスライスしてボウルに入れます。
- そこにお湯で戻したかんぴょう、オリーブオイル、レモン汁を加えて和えれば出来上がりです。
志麻さん特製弁当(全13品)
最終的に仕上がった志麻さん特製弁当がこちら!
豪華すぎでおせちにしか見えないですよね。子供のお弁当だったら1週間分になりそうな充実度です。さすが志麻さんですね!
感想
今回も3時間作りまくりましたね。天板で焼いた6品は私でも絶対に作れると思いましたよ。テリーヌもとても簡単に作っていましたね。
NHKプロフェッショナルで紹介されたレシピはこちら!>> 伝説の家政婦!タサン志麻の簡単作り置きレシピ4品/NHKプロフェッショナル仕事の流儀