5月10日(木)の「きょうの料理」は月に1度の「栗原はるみの定番ごはん」。今月はほうじ茶と梅干しでコトコト煮た「煮豚梅風味」と春キャベツがたっぷりと食べられる「春キャベツのごまコールスロー」のレシピを紹介します。
「煮豚梅風味」はほうじ茶で煮ることで豚肉のくせや脂っぽさが抜けて、梅干しの酸味がすっきりとした美味しさに仕上げます。ほうじ茶以外も、紅茶やウーロン茶でも美味しく作れますよ。残った煮汁で「ごぼうと煮豚の炒め物」のレシピも紹介します。
煮豚梅風味の材料(4〜6人分)
- 豚肩ロース肉(1kg)・・塊
- ほうじ茶の葉(2g)
- 梅干し(2〜3個)
- フレンチマスタード(適量)
- サラダ油(少々)
合わせ調味料
- 酒(カップ1/4)
- 醤油(大さじ3〜4)
- 砂糖(大さじ1)
煮豚梅風味の作り方
- 鍋にカップ8の湯を沸かし、ほうじ茶(2g)を入れ、弱めの中火で3〜5分間煮出して取り出します。
- 豚肉(1kg)は縦半分に切ります。フライパンにサラダ油(少々)を強火で熱し、豚肉を入れて4〜5分間焼いて全面に焼き色をつけます。
- 2の豚肉を厚手の直径22cmの鍋に移し、1のほうじ茶をかぶるくらいまで加えて火にかけて、煮立ったらアクを取り除きます。
- 合わせ調味料と梅干し(2〜3個)を加えて紙蓋をして、中火で1時間10分〜1時間20分間煮ます。さらに上から鍋の蓋をして少し火を弱め、約10分間煮てふっくらと仕上げます。
- 煮豚を鍋から取り出して、蓋をせずに煮汁を約5分間煮詰め、軽くとろみがついたら火を止めます。
- 煮豚を食べやすく切って器に盛り付けて煮汁をかけます。お好みでフレンチマスタードを添えていただきます。
- 煮豚は煮汁と分けて冷蔵庫で約3日間保存が可能です。残った煮汁は調味料がわりに使います。
ごぼうと煮豚の炒め物の材料(2人分)
- ごぼう(1〜2本)
- サラダ油(適量)・・またはラード
- 細切りにした煮豚(100g)
- 煮豚の煮汁(大さじ2〜3)
- 粉山椒(少々)
ごぼうと煮豚の炒め物の作り方
- ごぼう(1〜2本)はささがきにしてます。
- サラダ油(適量)を引いたフライパンでよく炒め、油が回ったら、細切りにした煮豚(100g)と煮汁(大さじ2〜3)を加え、炒めて味を染み込ませます。
- お好みで粉山椒(少々)をふります。ご飯にのせて食べるのもオススメです。
感想
とても美味しそうですね。これはぜひ作ってみます。豚肉は紅茶で煮込んでもとても美味しいですね!