今週の「きょうの料理」は、料理研究家の「松田美智子」さんが初夏の保存食レシピを3日間に渡り紹介してくれます。6月5日(月)は新生姜を使ったレシピを紹介します。新生姜は皮に傷がなく切り口がみずみずしいものを選びます。色が白く艶があり、切り口の赤い茎が鮮やかなものを選ぶのがポイントです。
2品目は「新生姜のうす塩漬け」を使って「蒸し鶏の新生姜ソース」。新生姜の風味とシャキシャキの食感がアクセントになり、鶏肉の旨味をグンっと引き立てます。
蒸し鶏の新生姜ソースの材料(2人分)
- 新生姜のうす塩漬け(大さじ2)
- 鶏もも肉(1枚)
- きゅうり(1本)
- 生姜薄切り(2〜3枚)
- 塩(小さじ1/4 少々)
- 酒(大さじ2)
- ごま油(大さじ1)
蒸し鶏の新生姜ソースの作り方
- きゅうり(1本)は半分に縦半分に切って種を除き、斜め薄切りにします。ボウルに入れて塩(小さじ1/4)を加えて合わせ、しばらく置いてから水気をしっかりと絞ります。
- 鶏肉(1枚)は余分な脂を除き、皮をフォークで数カ所刺して脂を流しやすくします。
- 少し深さのある耐熱容器にのせて薄切り生姜(2〜3枚)を上にのせます。酒(大さじ2)をふって器全体にラップでしっかりと包みます。
- 蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で15分間蒸し、ラップをしたまま粗熱をとります。
- 一口大のそぎ切りにし新生姜のうす塩漬け(大さじ2)と一緒にお皿に盛り付けて、1のきゅうりを添えます。
- 鶏肉にごま油(大さじ1)を回しかけ、塩(少々)をふり完成です。
感想
さっぱりと食べられる一品ですね。鶏肉も蒸すので、忙しい日にぴったりのメニューです。暑い日は鶏肉を切って冷やし中華の上にのせ、生姜をのせて食べたり、素麺の時にもしっかりとおかずになりそうですね。