6月27日(火)の「きょうの料理」は料理研究家の「栗原はるみ」さんが「NHK公開復興サポート明日へ」に登場。福島県南相馬市を訪れてはるみさんの故郷の味を紹介します。
1品目は「あじのすり流し汁」。新鮮なあじを使ったすり流し汁は栗原さんが生まれ育った静岡県下田市の郷土料理。旬の茄子とあじのすり身がとても美味しくて栗原さんの夏の食卓には欠かせないメニューです。
あじのすり流し汁の材料(4人分)
- あじ(2〜3匹分)・・3枚におろしたもの
- なす(4個)
- 出汁(カップ6)
- 小口切りみょうが(2〜3個)
- すりおろし生姜(1かけ分)
- 塩(少々)
合わせ調味料
- 醤油(大さじ3)
- みりん(大さじ2)
- 酒(大さじ1)
あじのすり流し汁の作り方
- あじ(2〜3匹分)は皮をむいて気になる骨を取り除きます。包丁で刻んですり鉢に入れて、よくすり混ぜます。
- なす(4個)はヘタを切り落として縦半分に切り、皮に格子状に切り込みを入れて長さを3等分にします。沸騰した湯で約3分柔らかくなるまで茹でて水にとりざるに揚げて潰さないように水気を絞ります。
- 鍋に出汁(カップ6)を入れて熱し、合わせ調味料を加えます。煮立ったら熱々のうちに少量を1のあじに少しずつ加えて伸ばします。
- あじに火が通って身がボロボロになったら3の鍋に戻し入れます。アクが出たら取り除き、なすを加えます。なすが温まったら、塩(少々)で味を調えてます。器に盛り付けてみょうがと生姜を添えて完成です。
感想
栗原さんのお母様がよく作ってくれた一品だそうで、お母様もお祖母様から教わった料理だそうです。今は栗原さんが味を受け継いで家族に作る家族を囲む大切な一品ですね。