2月20日(月)放送の「グレーテルのかまど」は、緻密な時代考証で多くの作品を世に送り出した江戸風俗研究家の杉浦日向子さんのお話です。
多忙だった杉浦さんを支えていたのが、子供の頃からの大好物だったというクリームパンだそうです。両親の愛がたっぷりと詰まった、そんなクリームパンを今回は作ります。
杉浦日向子のクリームパンの材料
※8個分(焼き上がり直径14cm×9cm)
<カスタードクリームの材料>
- 卵黄(160g=Mサイズ8個分)
- 牛乳(375g)
- グラニュー糖(113g)
- コーンスターチ(30g)
- バニラビーンズ(1/2本)
- バター(23g)
<パン生地の材料>
- 強力粉(250g)
- 上白糖(63g)
- 塩(3.5g)
- 脱脂粉乳(5g)
- バター(13g)
- ショートニング(13g)
- インスタントイースト(5g)
- 卵黄(38g)
- コンデンスミルク(13g)
- 水(120g)
- 溶き卵(適量)
杉浦日向子のクリームパンの作り方
- お鍋に牛乳、バニラをさやごと入れ、火にかけて沸騰直前まで温めます。
- ボウルに卵黄を入れてほぐし、グラニュー糖を加えてしっかりと混ぜ合わせたら、コーンスターチを加えて混ぜ合わせます。
- 2に1の牛乳の1/3量を加えて溶きのばし、さらに残りの牛乳を加えてなじませます。
- こしながら鍋に戻します。中火にかけ、絶えず底から混ぜながら、沸騰してさらっとした状態になるまで火を通します。
- 火を止めてバターを加え、混ぜ合わせます。
- バットに移してラップを密着させ、氷にあてて一気に冷まします。冷めたら冷蔵庫に入れて冷やします。
- 次にパン生地を作っていきます。ボウルに強力粉、上白糖、塩、脱脂粉乳を加え、よく混ぜます。
- お鍋の水を35℃まで温めたら火を止め、インスタントイーストを加えて溶かし、溶いた卵黄、コンデンスミルクを加えて混ぜ合わせます。
- 7に8を加え、粉っぽさがなくなるまでよく練ります。
- 台に取り出し、こすりつけるようにこね、持ち上げられるぐらいにまとまってきたら、台にたたきつけるようにこねます。
- ラップをかけて10分休ませます。
- バター、ショートニングを加え、再び台にこすりつけるようにこね、持ち上げられるようになったらまとまるまで台にたたきつけるようにこねます。ラップをかけて10分休ませます。
- 表面を張るようにまとめ、40度のオーブンで60分発酵させます。
- ガス抜きをして、もう一度40度のオーブンで30分発酵させる。
- 生地を8等分してラップをかけ、常温で15分休ませます。
- 冷蔵庫からカスタードクリームを取り出し、ボウルに移したらゴムべらで混ぜ、かたまりになって落ちる程度にやわらかくします。
- 生地をだ円に伸ばし(厚さ5㎜、長さ15㎝程度)、折り目をくぼませます。15を大さじ2程度乗せて半月型に包み、とじ目をしっかり接着します。
- カードで切り込みを3か所、クリームに届くまで入れます。
- 40℃のオーブンで60分発酵させます。
- 表面にはけで溶き卵を塗り、200℃のオーブンで10分ほど焼けば出来上がりです。
感想
卵をたっぷりと使った、濃厚なカスタードクリームでとても美味しそうでしたね。40℃のオーブンで生地を発酵させることが出来るのを初めて知りました。大変そうですけど、手作りカスタードクリームパンはいいですね。