11月5日のグレーテルのかまどでは、マルセル・プルーストの自伝的小説「失われた時を求めて」の主人公が紅茶に浸したマドレーヌを作りました。
マドレーヌの香りに触れた瞬間、過去の記憶がまざまざとよみがえる、、その描写は文学界に大きな衝撃を与え、フランスで「あなたのマドレーヌは?」といえば、記憶の鍵をたずねるフレーズとして定着しているほどなんだそうですよ。
プルーストのマドレーヌの材料
※マドレーヌ型 18個分
- 全卵 100g ※Mサイズ2個分
- メープルシロップ 30g ※はちみつでもOK
- 粉砂糖 80g
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 3g
- バター 100g ※食塩不使用のもの
- さつまいも 1本(約250g)※焼き上がりで正味150g必要
型用
- バター 適量
- 強力粉 適量
プルーストのマドレーヌの作り方
準備
- 薄力粉とベーキングパウダーを混ぜてふるっておきます。
- オーブンを200℃に温めておきます。(焼き芋用)
- オーブンを180℃に温めておきます。(マドレーヌ用)
- バターを溶かしておきます。
- 型にバターを塗り、冷蔵庫で冷やしておきます。
焼きいもを作る
- さつまいもをよく洗い、水けを切らずにアルミホイルで全面を包みます。
- 200℃のオーブンで約一時間火を通します。
- 竹串を刺して、すんなり入れば出来上がりです。
マドレーヌを作る
- 焼き芋が温かいうちに、皮をむいて実の部分を裏ごしします。150g作ります。
- 裏ごしした焼き芋100gをボウルに入れ、メープルシロップを加えます。ゴムべらで混ぜます。
- 溶いた全卵を少しずつ入れ、泡立て器でまぜます。
- 粉砂糖を加えて混ぜます。よく混ぜても粉砂糖が溶けなければ、生地を湯せんで少し温めて完全に溶かします。
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるったものを入れて混ぜます。
- 溶かしたバターを加えて混ぜます。
- 生地が乾燥しないようにラップをして、30分~1時間ほど冷蔵庫に入れ、生地を休ませます。
- ゴムべらで生地をしっかり混ぜます。
- バターを塗って冷やした型に、強力粉を薄くまぶします。型を立てて軽く台に打ちつけ、余分な粉を取り除きます。
- 型に生地を15gずつ絞ります。
- 残っている50gの裏ごしした焼き芋を、1個につき約3gずつ入れます。
- さらに上から生地を10g絞ります。
- 180℃のオーブンで約18分焼けば出来上がりです。