11月1日(水)の「きょうの料理」は、料理研究家の「土井善晴先生」の「味こよみ」のコーナーで2日間連続で紹介します。1日目の今日は、みんなが集うお祝いの席にふさわしい献立を紹介します。
「お赤飯」はもち米を使い、必ず一晩水につけて吸収させてから、蒸し始めます。小豆ももち米と一緒に一晩浸して、赤く染めて次の日に蒸しあげます。一緒に添えるごま塩も自家製で作ります。
お赤飯の材料(5〜6人分)
- もち米(カップ3)
- 小豆(カップ1)
- ごま塩(適量)・・下記参照
- 塩(小さじ3/4)
お赤飯の作り方
- 前日。小豆(カップ1)は洗い、鍋にかぶるくらいの水(約1リットル)を加えて強火にかけます。一煮立ちさせたらざるにあげて、茹で汁は捨てて、再びかぶるくらいの水を加えて中火にかけます。
- 一煮立ちしたら、湯の中で豆を躍らせないように弱火にして、15〜20分間茹で、八分通りのやや堅めに茹で上げます。
- 2をざるでそっとこし、茹で汁は冷ますように、ボウルの底に冷水をあてます。小豆には濡れ布巾をかけて冷まします。
- 3の茹で汁は、カップ3/4を取り分けておきます。
- もち米(カップ3)は洗ってざるにあげて4の残りの茹で汁に浸し、水を足してかぶるくらいの量にして一晩おきます。4で取り分けた茹で汁とともに冷蔵庫で保管します。
- 当日。蒸し器に7分目の湯を沸かします。蒸し段に蒸し布を敷き、もち米を広げて蒸し布で覆い、蓋をして強火で20分間蒸します。
- ボウルに前日にとっておいたカップ3/4の茹で汁を入れ、塩(小さじ3/4)を入れて混ぜておきます。
- 6のもち米を7のボウルに合わせて混ぜて、さらに小豆を加えて混ぜ合わせます。
- 8を蒸し器に戻し入れて、再び強火で20分間蒸します。途中で一度上下を返します。
- 蒸し布ごとざるに取り出して軽くほぐし、冷まします。
- 器に盛り付けてごま塩を添えていただきます。※取り出す前に少し食べてみて堅いようなら打ち水をして、さらに2〜3分間蒸します。これを数回繰り返して、冷めたときに少し堅くなる事を考えて調整します。
ごま塩の作り方
- 小鍋に水(カップ1/4)、塩(小さじ1)を入れて煮立てます。
- そこによく炒った白ごま(30g)を加えて、木べらで混ぜながら煮詰めます。
- 水気がなくなり、からりとしたら紙の上に広げて冷まし完成です。
感想
赤飯、とっても美味しいですよね。もち米のおこわが大好きです。今年は娘が2人とも七五三なのでぜひ作って皆んなでお祝いしたいと思います。