1月8日(月)の「きょうの料理」は今日から水曜日までの3日間で「冬野菜のあったかおかず」をテーマに料理研究家の「坂田阿希子」さんが紹介します。1日目は白菜を使ったレシピ、「干し白菜の生姜炒め」、「干し白菜と干し貝柱のスープ」を紹介します。
干し白菜と干し貝柱のスープは、干し貝柱の旨味を干し白菜に吸わせたスープです。
干し白菜と干し貝柱のスープの材料(2人分)
- 干し白菜(3〜4枚)・・下記参照
- 干し貝柱(3個)
- ショウガ千切り(1片分)
- 粒黒コショウ(7〜8粒)
- ごま油(大さじ2)
- 塩(小さじ1)
- 水(3カップ)
干し白菜の作り方
- 白菜(1/4個)は軸の部分に包丁で切り目を入れて、裂くようにして2等分にします。
- 中心部分を外して葉を1〜2枚ずつにバラし、ザルの上に重ならないように並べます。
- 天日で4〜5時間干します。※室内で干す場合は、日当たりのよい窓辺など、風通しのよい場所に置きます。
干し白菜と干し貝柱のスープの作り方
- 干し貝柱は水(1カップ)に6時間以上つけて戻し、ほぐしておきます。※戻し汁は取っておきます。
- 干し白菜は、葉を長さを2〜3等分に切り、軸は厚みを半分にして細切りにします。
- お鍋にごま油(大さじ2)を引いて中火で熱し、ショウガ千切り(1片分)を入れて炒めていきます。
- 貝柱と黒コショウ(7〜8粒)を入れて炒め合わせ、貝柱が少しカリッとしてきたら白菜の軸を入れて炒め合わせます。
- 干し貝柱の戻し汁の半量を炒れ、フタをして弱火で10〜12分ほど蒸し煮にします。
- お鍋の水分が煮詰まってきたら残りの戻し汁と水(2カップ)、白菜の葉を入れて2〜3分ほど煮ます。
- 塩(小さじ1)で味を調えれば出来上がりです。
感想
半日ほど干した白菜は水分がほどよく抜け、旨味も凝縮されて美味しくなります。その白菜に干し貝柱の旨味がたっぷりと染み込んでいて、とても美味しそうに仕上がりましたね。寒い日には特に美味しそうでした。