5月7日のグレーテルのかまどでは、バレリーナ森下洋子さんのお母さんが手作りで作ってくれたという思い出のバースデーケーキを作ります。
国際的な日本人バレリーナの草分け的存在である森下洋子さんは、60年以上のキャリアを経てなお第一線で踊り続けています。今回はバラのデコレーションケーキに挑戦です。
目次
森下洋子のバースデーケーキの材料
※21cm 1台
- イチゴ 12個
- アラザン 適量
<スポンジ生地>
- 卵 200g Mサイズ4個分
- 砂糖 100g
- 水あめ 10g
- はちみつ 10g
- 薄力粉 120g
- バター 40g
<クリーム>
- 生クリーム(純脂肪) 500g 乳脂肪分40~47%のものを使用
- ホイップ 100g 植物性脂肪の生クリーム代替品
- 粉砂糖 60g
森下洋子のバースデーケーキの作り方
<準備>
- 薄力粉をふるっておく。
- オーブンを180℃に温めておく。
- バターを溶かしておく。
- イチゴは1個あたり縦4枚にスライスしておく。
<スポンジ生地を作る>
- 卵を軽くほぐして砂糖、水あめ、はちみつを加えて混ぜ、60度程度の湯せんにかける。
- 泡だて器で混ぜながら、人肌程度まで温める。
- ハンドミキサーに持ちかえ、白くふんわりするまで高速で泡立てる。※すくい上げると一定の跡の幅を保ちながら滑らかに流れ落ち、落ちた生地がしばらく残ってから消える状態になるまで。
- 大きく粗い気泡を細かく整えるため、低速で1分程度混ぜる。
- 薄力粉を振り入れ、粉けがなくなるまでゴムべらを使って切り混ぜる。
- 温かい溶かしバターをゴムべらに当てながら全体に回し入れ、底から大きく切り混ぜる。
- 底に紙を敷いた型に流し入れ、180℃のオーブンで約25分焼く。
- 焼きあがったら、型のまま冷ます。 step8
<ケーキを組み上げる>
- スポンジ生地が完全に冷めたら、型から外し、1.5㎝の厚さ1枚と1㎝の厚さ2枚にスライスする。
- 回転台に1.5㎝にスライスしたスポンジ生地を置く。
- 生クリームとホイップを合わせたものに粉砂糖を加え、ボウルの底に氷水を当てながら泡だて、全体に適度な硬さをもつホイップ状(7~8分立て)にする。
- ホイップ状にしたクリームをひとすくい、2のスポンジ生地の上にのせ、パレットナイフで塗り広げる。
- スライスしたイチゴ6個分を並べる。
- イチゴの上にホイップ状にしたクリームをひとすくいのせて平らにし、1㎝厚さのスポンジ生地を1枚のせ、中央部分を軽く押さえる。
- 4と5を繰り返す。
- 表面にホイップ状にしたクリームをひとすくいのせ、パレットナイフで平らにし、側面にもクリームを塗り広げる。
- 側面を塗り終えたあと、上面にはみ出したクリームを中央に向かってパレットナイフで取り除く。
<バラのデコレーションをつくる>
- プリンカップの裏に、バラ口金で、口金の開いている部分を下にして、円すい状に絞る。これがバラの花の芯になる。
- 芯の部分に花びらをつけていく。口金のひらいている方をプリンカップにつけ、軸にして弧を描くように口金を半回転させながら、芯になるクリーム に巻きつけるように、扇状に絞る。
次の花びらは、絞り終わったクリームの中に口金を少し 差し込むようにして、扇の根元を少しずつ重ねて絞るとよい。
カップを回しながら、常に手前(自分の側)に向かって花びらを足していく。 - 冷蔵庫で冷やしてクリームをしめる。
<仕上げ>
- バラをパレットナイフで取ってケーキの表面に飾ります。
- 残りのクリームでバラの葉とツタを絞り、アラザンを飾れば出来上がりです。