8月13日のグレーテルのかまどでは、松尾芭蕉が愛したという「ところてん」がテーマです。
「清滝の 水くませてや ところてん」と松尾芭蕉が句に詠んだところてんの味わいとは?京都の水で、芭蕉が生きた江戸時代の味つけのところてんを作ります!
松尾芭蕉のところてんの材料(6人分)
<生寒天>
- さらし天草 15g
- 水 1.5リットル
<黒蜜>
- 黒砂糖 120g
- 三温糖 30g
- グラニュー糖 120g
- 水 150ml
- きな粉 適量
<煎り酒>
- 日本酒 400ml
- 水 200ml
- 梅干し 4個 ※塩分高めのものを使用
- 昆布 10g
<その他>
- 鰹節 10g
松尾芭蕉のところてんの作り方
- 天草を水で洗い、一晩水につけておきます。
- つけておいた天草の水を切り、分量の水を加え、火にかけます。
- 沸騰するまでは中火、吹きこぼれそうになれば弱火にして1時間ほど煮込み、約半量(約600g)になるまで煮詰めます。1時間煮て液体が多ければもう少し煮詰め、少なければ水を足します。
- さらしで絞り、液体を流し缶に流します。 ※表面に気泡が出来れば、竹串などでつぶしておくと、表面がきれいに仕上がります。
- 常温でしばらくおく。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
- 食べる分をところてん突きに入るサイズにカットし、水の入ったボウルに突き出します。食べるまでさらしておきましょう。1時間ほど水にさらすことで臭みが抜けます。
黒蜜を作る
- 黒砂糖、三温糖、グラニュー糖、水を鍋に入れ、ひと煮立ちさせます。
- 粉ふるいなどでこしながらボウルへ移し、粗熱がとれれば冷蔵庫で冷やしておきます。
煎り酒を作る
- 分量の日本酒、水、梅干し、昆布を鍋に入れ、弱火で水分が約半量になるまで煮込みます。※梅干しが破れてしまうと透き通った煎り酒にならないので注意してください。
- 鰹節を入れ、火を止め、そのまま5~6時間おきます。
- さらしでこし、冷蔵庫で冷まします。
仕上げ
- さらしておいたところてんを、よく水を切って器に盛ります。
- 黒蜜、煎り酒をそれぞれところてんにかけて出来上がりです。
黒蜜をかけたものには、お好みでさらにきな粉をふりかけてもOKです。