12月22日(金)のきょうの料理は、クリスマスにピッタリの鶏の丸焼きレシピで「ディアブルチキン」のレシピを紹介。
お肉大好き料理研究家「Maco」と、洋食の巨匠大宮シェフこと「Katsu」が、誰もが好きなお肉のおかずを新しい味で紹介します。
「ディアブルチキン」はしっとりとした鶏肉にピリッと刺激的なディアブル(悪魔)ソースを添えて、鶏肉の形もディアブル(悪魔)のように開いて迫力満点レシピです。オーブンは使わずに、フライパンでじっくり焼いていきます。
ディアブルチキンの材料
- 鶏肉(1羽)・・1.2kg
- にんにく(5かけ分)・・薄切り
- ローズマリー(3本)・・生
- サニーレタス(適量)
- 飾り用の野菜(適量)・・ナス・赤・黄パプリカ・紫玉葱・茹でたブロッコリー・ラディッシュ・クレソンを使用ですがお好みで大丈夫です。
- 小麦粉(適量)
- オリーブオイル(適量)・・多めに使用
合わせ調味料
- 塩(大さじ1)
- こしょう(小さじ1弱)
- ローズマリー(小さじ1・1/2)・・粉状のもの
ディアブルチキンの作り方
- 鶏肉を捌きます。尾側から背骨に沿って、料理バサミで切ります。首の骨、背骨を切り、中央に包丁で切りめを入れて開きます。真ん中あたりにある軟骨を切り、首の皮を内側にかぶせて竹串で止めます。ももの骨に沿って切り目を入れます。形を整えて皮側を表にし、ももをくっつけるように竹串で止めます。
- バッドにさばいた鶏肉を置き、合わせた合わせ調味料を全体に振りかけ、なじませます。ラップを広げてにんにく(5かけ分)を散らし、肉を置いてローズマリー(小さじ1/2)をのせます。空気が入らないようにラップで包み、冷蔵庫で半日〜1日おきます。
- 冷蔵庫から取り出しにんにくとローズマリーを除きます。にんにくとローズマリーは取っておきます。水気をしっかり拭いて小麦粉(適量)を全体に薄くまぶします。
- フライパンに多めのオリーブオイルを入れて強火で熱し、3の鶏肉を皮面を下にして入れます。
- スプーンで油を回しかけながら、皮がこんがりと焼けたら裏返し、3で取っておいたにんにくとローズマリーを半量ほどのせます。油を回しかけながら、途中フライパンを傾けるなどして、側面に焼き色をつけます。※スプーンで油をかけることで焼き色をつけ、旨味を閉じ込めます。火が通りにくい側面も忘れずにやります。
- 全体に焼き色がついたら弱火にして蓋をします。蓋の内側に水滴がついたら蓋を静かに外し、スプーンで肉の表面に油を回しかけます。水滴を拭き取って再度蓋をして、これを繰り返しながら肉の表面がパリッとするまで約20分焼きます。
- 鶏肉の厚みのあるところに竹串を10秒間刺して抜き、下唇に当てて温度を確かめます。冷たく感じれば再び蓋をして火を通し温かければ火を止めます。
- ふんわりとアルミ箔をかぶせ、約10分間休ませます。
- お皿にサニーレタスを敷き、鶏肉を竹串を外してのせます。
- 5のローズマリー飾り用の野菜、レモン(適量)を盛りディアブルソースを添えて完成です。
ディアブルソースの材料と作り方
- フライパンにオリーブオイル(大さじ6)とにんにくのみじん切り(小さじ1)を入れ強火で熱します。
- 香りがたったら、赤唐辛子をみじん切りにしたもの(2本分)と赤パプリカの細切り(1/2個分)を加えて炒めます。
- トマト(2個)を細かく切り、加えます。
- 全体に油が回ったら、玉ねぎ(1個)をすりおろしして加え、弱めの中火で炒めます。
- 全体がしんなりしたらウスターソース(大さじ1・1/2)を加え、沸いたら火を止めます。
- 粒マスタード(大さじ2)と白ワインヴィネガー(大さじ2)、塩(少々)、こしょう(少々)を加えて混ぜれば完成です。
感想
クリスマスのチキンっていうぐらい、本当に立派なチキン料理ができました。油をかけて皮をパリパリに焼くのがポイントで、パリパリの皮が楽しみなチキン料理です!