6月3日(月)の「グレーテルのかまど」は、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に描かれ、話題となった小さなおだんごのルーツを探ります。
30年以上にわたって連載が続くこの人気漫画で、蜜が飛び出すインパクト抜群の描写がファンの話題となったのが、ごま蜜だんご。仙台市をモチーフにした物語に登場した、小さなだんごはトロトロの蜜だんごに苦戦します。
ごま蜜だんごの材料(60個)
ごま蜜シロップ
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水 (150ml)
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上白糖 (50g)
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黒練りごま( 40g)
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濃口しょうゆ (10ml)
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麦芽糖( 15g )・・麦芽水あめなどとして売られています
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かたくり粉 (5g)
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水 (15ml )・・かたくり粉をとく分
ずんだあん
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枝豆 (200g )・・冷凍でも可
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水( 60ml)
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上白糖 (30g)
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白こしあん( 110g)・・市販のものでも良い。
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水 (1リットル)
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塩( 10g)
ホイップクリーム
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生クリーム (100g)・・ 乳脂肪分45%
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粉砂糖 (15g)
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きなこ( 適量)
だんご生地
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上新粉 (390g)
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もち粉 (120g)
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上白糖 (120g)
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水あめ (105g)・・ 無色透明のもの
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水 (570ml)
下準備
- 枝豆をゆで、さやから取り出し、薄皮を取り除いておく
~ゆで方~
枝豆の両端をはさみで切り落とす。
(豆に塩分がなじみ、ゆで時間が短縮でき、色合い良くゆであがる)
鍋に沸騰した湯を1L用意して塩を入れ、約10分ゆでる。
(食べて確認し、柔らかめにゆでる)
ざるにあけ、うちわなどであおいで粗熱をとる。(冷水に落とすと水っぽくなる)
豆をさやから取り出し、薄皮を取り除く。 - 蒸し器にたっぷりの湯を沸かし、蒸気をあげておく
ごま蜜だんごの作り方
- ごま蜜シロップを作ります。鍋に水、上白糖を入れて沸騰させ、練りごま、濃口しょうゆ、麦芽糖を加え、沸騰させる。
- 火を止めて、水溶きのかたくり粉を加えよくまぜ、再び沸騰させる。
- 鍋ごと氷水につけて粗熱を取り、ラップを敷き込んだ流し缶に入れ、冷凍室で凍らせる。
- 凍ったら流し缶から取り出し、2.3cm角に切り分けて、再度冷凍しておく。
- ずんだあんを作ります。枝豆を裏ごしする。
- 鍋に水、上白糖を入れて沸騰させ、白こしあんを加える
- 6を加えて炊き上げる。山のようにこんもりとした状態になったら、平らな容器に小分けにして冷ます。
- 直径9mmの丸口金を付けた絞り袋に入れ、直径2.5cmの丸に絞り、冷凍しておく。
- ホイップクリームを作って冷凍します。ボウルに生クリームと粉砂糖を入れ、氷の入ったボウルにのせ、ホイップする。(泡立て器のすき間から塊で落ちるくらいが目安。)
- 直径9mmの丸口金を付けた絞り袋に入れ、直径2.5cmの丸に絞り、冷凍しておく。
- 団子生地を作ります。ボウルに、上新粉ともち粉、上白糖を入れて泡立て器で混ぜる。
- 分量の水の8割程度を加えて泡立て器で混ぜ、さらに水あめを加えて混ぜる。残りの水を加え、ダマが出来ない様にしっかりと混ぜる
- 蒸し器に蒸し物枠を置き、ぬらしてかたく絞ったさらしを敷いて生地を流し入れ、40分蒸す。
(白く濁った部分が残らないように完全に火を通す。) - 蒸しあがったら、さらしでひとまとめにして冷水に入れ、 完全に熱を取る。
- 熱の取れた生地を、冷水から引き上げ、ひとまとめにする。
(生地がべたつくので、手に水をつけながら作業する) - 生地の表面がなめらかな状態になるまで練る。
(ぬらしたまな板で行うとよい) - 仕上げをします。1個を24gに分割してまるめ、手のひらを使って生地を平らにする。
- それぞれ冷凍しておいた、ごま蜜シロップ、ずんだあん、ホイップクリームをだんご生地で包む。
包み方のポイント:生地を持っている方の手で、深く握り込み、生地を伸ばしながら口をすぼめるように包み、閉じ口をしっかりと指先で閉じ、球形に整える。しっかり包まないと、ごま蜜シロップが漏れる原因になります。
※特にごま蜜シロップは素早く包まないと溶けてしまうので、すぐに包まない分は冷凍庫に - ホイップクリームを包んだ生地は、表面にきなこをつけて仕上げる。
- 包んで30分以内がひんやりしておすすめです。
ごま蜜シロップは、だんご生地にかけても美味しく食べられます。
感想
トロトロの蜜は冷凍して扱いやすくしていますね。前歯で食べてはダメですよ。