1月30日(月)のきょうの料理は今日から水曜日までの3日間「目指せ!野菜1日350g」がテーマで管理栄養士10人が1食120g以上の野菜を美味しく食べられるメニューを紹介します。毎日1品ずつ食べれば野菜を1日350gも無理なく達成できます。
本日1日目は「おかずの素」。熱を加えたり塩もみをすることで野菜のかさを減らした「おかずの素」はこれさえあればすぐに野菜たっぷりのおかずの素が作れる優れものです。
1品目は「村田裕子」さんの「キャラメルオニオン」。玉ねぎをじっくり蒸らし炒めにし、玉ねぎの旨みや栄養をギュッと凝縮。シンプルながら深みのある味わいで油脂や香辛料を使用しないのでどんな料理にも合わせやすいのも魅力です。
キャラメルオニオンの材料(約250g)
- 玉ねぎ(5〜6個分)
キャラメルオニオンの作り方
- 玉ねぎ(5〜6個)は皮をむいて縦半分に切り、繊維に沿って3〜4等分してから繊維に直角に薄切りにします。繊維を断ち切ることで甘みと旨みが出ます。
- 厚手の鍋に玉ねぎを入れて蓋をし弱めの中火で熱します。焦がさないように注意しながら時々混ぜて水分がたっぷりと出るまで20〜30分間蒸らし炒めします。厚手の鍋がない場合は表面加工してあるフライパンでもいいです。
- 蓋を取って中火にしてよく混ぜながら水分を少しずつ蒸発させて薄いあめ色になるまで20〜30分間炒めます。玉ねぎの糖分がカラメル化しほとんど水分がなくなるとはっきりとした甘みを感じます。粗熱が取れたら清潔な保存容器またはジッパー付きの保存袋に移します。冷蔵庫で1週間、冷凍庫で3〜4ヶ月保存可能です。
キャラメルオニオンの朝ごはん(1人分)
- レーズン入り食パン(1枚)とクリームチーズ(2個)にキャラメルオニオン大さじ2をのせお好みでバターやミニトマト、セルフィーユを添えて完成です。
- マグカップにキャラメルオニオン大さじ1強と洋風の顆粒チキンスープの素(大さじ1/2)、熱湯(カップ3/4)を注いでよく混ぜます。粉チーズ(小さじ1)をふり、お好みでパセリのみじん切り、コショウを適量ふります。
感想
野菜を摂取するのは家庭料理を作る上で課題ですね。作っても食べなかったり悩みの1つです。でもこうして野菜のかさを減らし、調味料のように使用するのはとてもいいアイデアですね。