1月15日(水)の「きょうの料理」は、料理研究家の「土井善晴」さんの「お料理自由帖」。本日は「蒸しおこわいなり」と「なめことろろ」のレシピを紹介します。
「蒸しおこわいなり」はもち米を一晩もどして蒸し。お酒と合わせておこわにします。おこわは蒸し器で蒸して作ります。
蒸しおこわいなりの材料(24個分)
- 紅生姜(適量)・・あれば
おこわ(白蒸し)
- もち米(カップ2)
- 酒(カップ1/2)
- 塩(小さじ1/2)
- 白ごま(大さじ1)
油揚げの炊いたん
- 油揚げ(12枚)・・すし揚げ
- 二番だし(カップ2)・・下記参照
- 砂糖(60g)
- 醤油(大さじ3)
二番だしの作り方
- 鍋に水(カップ5)と8cm四方の昆布(1枚)、削り節(20g)を入れ中火にかけてゆっくりと煮立てアクを取ります。
- 固く絞った濡れ布巾をザルに広げてこし、昆布を除きギュッと絞り完成です。
蒸しおこわいなりの作り方
- もち米(カップ2)は洗って水に浸して一晩おき、水気をきりザルになどに移します。蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で20分間蒸します。蒸しムラができないように途中で1度上下を返します。
- 大きめのボウルに酒(カップ1/2)と塩(小さじ1/2)を入れてよく混ぜます。蒸したもち米を加えてムラなく混ぜます。
- もち米をザルに戻して再び中火で20分間蒸します。1と同様に途中で上下を返します。
- もち米を少し食べてみて、お好みの蒸し加減になっていれば盤台に移します。白ごま(大さじ1)を振り入れて混ぜ、固く絞った濡れ布巾をかけて冷まします。
- 油揚げを炊きます。鍋にたっぷりの湯を沸かして油揚げ(12枚)を入れ、落し蓋をして10分間ほど煮立て油抜きします。
- 落し蓋で油揚げを押さえ、鍋を傾けて湯をきります。二番だし(カップ2)と砂糖(60g)を加えて落し蓋をして中火で5〜6分間煮ます。
- 醤油(大さじ3)を加えて、落し蓋をして弱火で煮汁が少し残るくらいまで30分間ほど煮ます。落し蓋をしたまま冷まして味を含ませます。
- おこわは1個25gほど小さく握って丸めます。これを24個作ります。油揚げは数枚ずつ形を整えて重ね、対角線で半分に切ります。
- 油揚げを袋状に開き、煮汁を軽く絞ります。おこわを入れて指でギュッと押して隅まで詰めて口を閉じます。
- 竹ざるなどに9を並べて再び蒸し器に入れ強火で6〜7分間蒸します。お好みで紅生姜を添えいただきます。
感想
とっても美味しそうですね。仕上げに蒸すんですね。子供が油揚げが大好きなのでぜひ作ってみます。