6月10日(水)の「きょうの料理」は、料理研究家の「栗原はるみ」さんの「おいしいのきっかけ」。本日は、これから梅雨になり買い物がいけない時に便利な乾物を使ったレシピを紹介します。乾物は「高野豆腐」、「ひじき」、「切干大根」、「干し椎茸」を使ったレシピを紹介します。
「高野豆腐の鶏そぼろあん」は、高野豆腐をメインのおかずにしたいと考えた一品です。だしで煮詰めて高野豆腐に鶏そぼろと玉ねぎのあんをたっぷりとかけて食べ応えのあるおかずに仕上げます。
高野豆腐の鶏そぼろあんの材料(4人分)
- 高野豆腐(5枚)
- みつば(適量)
合わせ調味料
- だし(カップ2)
- 薄口醤油(大さじ3)
- みりん(大さじ2)
- 砂糖(大さじ2)
鶏そぼろあん
- 鶏ひき肉(300g)
- 玉ねぎ(1個)
そぼろあんの合わせ調味料
- だし(カップ2)
- 醤油(大さじ3)
- みりん(大さじ2)
- 砂糖(大さじ1・1/2)
水溶き片栗粉
- 片栗粉(大さじ1)
- 水(大さじ1)
高野豆腐の鶏そぼろあんの作り方
- 高野豆腐(5枚)は袋の表示時間通りに戻しよく絞って、1枚を6等分に切ります。みつば(適量)は2〜3cm幅に切ります。
- 鍋に合わせ調味料を合わせて中火にかけ煮立ったら高野豆腐を加えて落としぶたをします。弱めの中火で10〜15分間、煮汁が少し残るくらいまで煮て火を止めて、そのままおき味を含ませます。
- 鶏そぼろあんを作ります。玉ねぎ(1個)は2cm四方に切ります。水溶き片栗粉は混ぜ合わせておきます。別の鍋にそぼろあんの合わせ調味料を合わせて中火にかけ、煮立ったらひき肉(300g)を加えてほぐし、アクが出たら取り除きます。
- ひき肉に火が通ったら玉ねぎを加えて、玉ねぎに火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。
- 器に2の高野豆腐を盛り付けて、熱々の4の鶏そぼろあんをたっぷりとかけ、みつばを乗せて完成です。
感想
鶏そぼろあんをかけるので高野豆腐の煮汁は控えめにかけるのがポイントです。これから雨のシーズン、乾物料理はとってもありがたいですね。