6月15日(月)の「グレーテルのかまど」は、フランス東部アルプスを臨むサヴォワ地方の人々が大好きなお菓子が「ビスキュイ・ド・サヴォワ」のレシピをパティシエールの「中濱尚美」さんこと「ひさみん」が紹介してくれます。
アルプスの山並みを模した、とも言われる型で焼き上げる素朴な焼き菓子は、14世紀に生まれたという歴史あるもの。修業時代に毎日これを作っていたというご近所の「ひさみん」さんが、その思い出とともにご紹介。さらに、板チョコを使って手軽に作れる、絶品デザートも紹介します。
ビスキュイ・ド・サヴォワの材料(直径15cm1台分)
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卵黄(40g)
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グラニュー糖(50g)
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卵白(60g)
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グラニュー糖(25g)
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塩(1g)
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薄力粉(30g)
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コーンスターチ(30g)
- 強力粉(適量)・・打ち粉用
飾り用
- 粉砂糖(適量)
下準備
- 薄力粉とコーンスターチを合わせてふるっておく
- オーブンを160℃に温めておく
- 型に澄ましバター*を塗って、冷蔵庫で冷やしておく
*バターを溶かし、透明な油脂部分だけを取り出したもの
ビスキュイ・ド・サヴォワの作り方
- ボウルに卵黄と50gのグラニュー糖を入れ、泡だて器で白っぽくもったりするまで混ぜます。
- メレンゲを作ります。卵白にグラニュー糖を数回に分けて入れ、角がしっかり立つまで泡立て器で混ぜる。
- 1にメレンゲの半量を入れ、ゴムべらで混ぜます。
- 粉類の半量を入れ、ゴムべらで混ぜます。
- 残りのメレンゲを泡だて器でまぜ、再度きめを細かくしてから4に入れ、ゴムべらで混ぜます。
- 残りの粉類を加え、ゴムべらで混ぜます。
- あらかじめ冷やしておいた型に粉をうち、余分な粉をおとします。
- 出来上がった生地を型に流し入れます。かるく台の上にうちつけ、160℃のオーブンで約40分焼きます。
- 焼き上がったら型から生地を抜き、冷まします。
- 冷めたら、表面に粉砂糖をふって完成です。
- 生地が乾燥しないように保存します。日持ちは常温で2日間です。
感想
同じ家庭菓子ですが、シフォンケーキと作り方が似ているようで少し違いますね。シンプルですが、とっても美味しそうですね。型がとっても可愛いですね。ぜひ型を用意して作ってみたいです。