10月19日(月)の「きょうの料理」は、料理研究家の「藤井恵」さんが、ヘルシーで美容にもとってもいい「大豆」を使ったレシピを紹介します。大豆に含まれるイソフラボンは、納豆、豆腐、豆乳に含まれますが、特にオススメなのは水で戻した大豆をミキサーでペースト状にして冷凍した「大豆氷」。大豆の栄養を丸ごと摂取でき使い勝手もとってもよく保存も長く万能です。本日はこの「大豆氷」を使ったレシピを紹介します。
「ブロッコリーのオムレツ」は、卵料理に大豆氷を使うと香ばしさが増して食欲をそそります。ブロッコリーの食感も美味しいオムレツです。
大豆氷の材料(作りやすい分量)
- 乾燥大豆(300g)
大豆氷の作り方
- 大豆(300g)はサッと洗ってたっぷりの水(カップ4を目安に)に浸して一晩(6〜8時間)冷蔵庫におきます。
- 大豆をザルにあげて水気を切り、ミキサーに半量入れます。水(カップ1・1/4)を加えて滑らかに撹拌します。残りの大豆も同量の水撹拌します。
- 冷凍用保存袋数枚に分けて入れ、平らにならして5〜6mm厚さにします。冷凍庫で凍らせます。
- 冷凍庫で1ヶ月保存可能です。
- 使用するときは凍ったまま麺棒などで叩いて割ります。大豆氷の大豆は生なので加熱調理が必要です。電子レンジにかける場合は大きめの耐熱ボウルに入れ2〜3回に分けて温めます。
ブロッコリーのオムレツの材料(2〜3人分)
- 大豆氷(200g)
- ブロッコリー(1/3個)
- 玉ねぎ(1/4個)
- ミニトマト(4個)
- 卵(4個)
- 粉チーズ(大さじ3)
- オリーブオイル(適量)
- 塩(適量)
- コショウ(適量)
ブロッコリーのオムレツの作り方
- 大きめの耐熱ボウルに大豆氷(200g)、水(大さじ2)を入れふんわりとラップをして、600wの電子レンジで4分間加熱し、粗熱を取ります。ブロッコリー(1/3個)は小房に分けます。玉ねぎ(1/4個)は1cm角に切ります。ミニトマト(4個)はヘタを取り縦半分に切ります。
- フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を中火で熱し、玉ねぎを炒めます。香りが立ったらブロッコリー、水(大さじ3)、塩(小さじ1/4)、コショウ(少々)を加えて蓋をして2〜3分間蒸し煮にします。
- 1の耐熱ボウルに卵(4個)を割り入れます。粉チーズ(大さじ3)も加えて溶き混ぜ、2、ミニトマト、塩(少々)、コショウ(少々)を加えて混ぜます。
- 直径20cmのフライパンに、オリーブオイル(大さじ1)を強火で熱し、3を流し入れヘラで半熟状になるまで混ぜます。2〜3分間焼いたら上下を返し、さらに2〜3分間こんがりと焼きます。
感想
大豆イソフラボンと一緒に卵や肉、魚などのタンパク質、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれるビタミンCをとるとコラーゲン成分を助けるそうですよ。日々に欠かせない食品ですね。