5月4日(木)の「きょうの料理」は料理研究家の土井善晴先生の「味こよみ」を放送。今この時季らしいレシピを、土井先生が紹介してくれます。
今回は、なんと鶏を丸ごと1匹使ってじっくりと煮込んで作る「丸鶏スープ」の作り方を教えてくれました。丸鶏(中抜き)を使いますが、精肉店などで予約すれば買うことができます。
丸鶏スープの材料
- 丸鶏(中抜き・若鶏を1羽=1.2〜1.3kg)
- 煮干し(12〜13匹)
- 干し椎茸(3枚)
- 干し海老(20g)
- 昆布(10cm四方を1枚)
- ネギ(1/2本)
- ショウガ(1片=40g)
- ニンニク(2〜3片)
- 塩(丸鶏の重さの1%、丸鶏1.2kgに対して12g)
- 水(3リットル)
丸鶏スープの作り方
- ボウルに丸鶏(1羽)を入れて、1%の塩を表面全体と腹の中にしっかりあとまぶしつけ、1時間ほど置いておきます。
- 煮干し(12〜13匹)は頭とワタを取り除きます。
- ショウガ(40g)は叩いてから潰します。
- 丸鶏から出た水気を、紙タオルで押さえて拭き取ります。
- お鍋(直径22cmのもの)に丸鶏、煮干し、干し椎茸(3枚)、干し海老(20g)、昆布(10cm四方を1枚)、ネギ(1/2本)、ショウガ、ニンニク(2〜3片)、水(3リットル)を入れて強めの中火にかけます。
- 煮立ったらアクを取り、静かに煮立つ程度の火加減になるように火をゆっくりと弱めたら、50分ほど煮ます。※煮ている間のアクもしっかり取り除きます。
- 鍋から鶏を取り出し、紙タオルを重ねたザルでスープをこせば出来上がりです。※茹で鶏は表面が乾かないようにラップをかけておきます。
感想
じっくりと煮込んで旨味が詰まったスープですね。鶏肉も味が付いているので、そのままでも美味しくいただけます。一度作ればしばらく楽しめそうなので、是非作りたいですね。