8月21日の「グレーテルのかまど」では、清少納言の「枕草子」で高貴なものとして書かれている「かき氷」を作ります。
当時はとても贅沢なスイーツだったというかき氷だそうですが、当時のかき氷とは一体どんなものだったのか?今回は定子を指すと言われる藤の花と梅の花をイメージした雅なかき氷に挑戦です。
目次
清少納言のかき氷の材料(4人分)
<氷>
- 水800ml 製氷カップ2個分
<藤の花シロップ>
- ブルーベリー 120g
- 水 200ml
- グラニュー糖 150g
- 水あめ 100g
- 練乳 110g
<梅の花シロップ>
- 梅ジュース 450ml
- 水あめ 50g
- 食用色素 適量
<ミルクかん> ※作りやすい分量(流し缶2枚分)
- 糸寒天 4g 角寒天で代用可。その場合も4g
- 水 250ml
- グラニュー糖 150g
- 練乳 30g
<梅酒かん> ※作りやすい分量(流し缶2枚分)
- 糸寒天 4g ※同量の角寒天でも代用できます。
- 水 250ml
- グラニュー糖 150g
- 葛粉 10g
- 水 100ml
- 梅酒 30ml
- 食用色素 適量
清少納言のかき氷の作り方
- 水を鍋に入れて、5分くらい沸騰させ、そのまま冷まします。
- 冷めたら製氷ケースに入れ、蓋をする。製氷ケースをタオルで包み、タオルごと保冷バッグに入れます。
- 冷凍庫に入れ、ゆっくりと2日間かけて凍らせます。
藤の花シロップの作り方
- 水洗いしたブルーベリー、水を鍋に入れ、煮汁が濃い紫色になるまで、約2~3分煮ます。
- ざるで果実をつぶしながらこします。
- グラニュー糖、水あめを加え、沸騰させて煮溶かします。 そのまま冷ましておきます。
- 練乳を加え、色むらがないようによく混ぜます。
梅の花シロップの作り方
- 梅ジュース、水あめを鍋に入れ、沸騰させて煮溶かします。
- それを2つに分けて、それぞれ冷ましておきます。
- 一方に食用色素を加え、梅の花のように赤く着色します。
仕上げ(藤の花)
- 器に氷を削り、形を整えます。
- 藤の花シロップを全体に均一にかけます。
- ストローで抜いたミルクかんとブルーベリーを表面に押し込むようにつけます。
仕上げ(梅の花)
- できあがりの半分の高さまで氷を削り、形を整えます。
- 赤く着色した梅の花シロップを全体に均一にかけ、さらに氷を削り、形を整えます。
- 抜き型で抜いた梅酒かんを表面に押し込むようにつける。梅酒かんを隠すように表面に氷を削ります。
- 着色していない梅の花シロップを表面にかけます。