11月13日のグレーテルのかまどでは、健康パワーに注目が集まる「雑穀」を使っただんご作ります。宮沢賢治が物語の大事な場面で登場させていたという雑穀だんごです。
今回は3種類の雑穀を使い、味わい深い雑穀だんごを作ります。
宮沢賢治の雑穀だんごの材料
<小豆汁>
- 小豆 200g 乾燥した小豆200g。ゆで小豆で約500gになる。
- 三温糖 170g
- 黒砂糖 30g
- 水 400ml
<だんご生地>
- たかきび粉 60g
- もち粉 40g
- 上白糖 20g ざるでこしておく
- 熱湯 70ml 粉の乾燥度合いによって調整する
- くるみ 20g
- もちあわ粉 60g
- もち粉 40g
- 上白糖 20g ざるでこしておく
- 熱湯 60ml 粉の乾燥度合いによって調整する
- いなきび粉 60g
- もち粉 40g
- 上白糖 20g ざるでこしておく
- 熱湯 60ml 粉の乾燥度合いによって調整する
宮沢賢治の雑穀だんごの作り方
- ゆで小豆、三温糖、黒砂糖、分量の水を鍋に入れて 火にかけ、鍋の中心から沸騰すれば「小豆汁」の出来上がりです。
- いなきび粉、もち粉、上白糖をボウルに入れて混ぜ合わせ、そこへ熱湯を加えてへらでなじませます。
- 粉と熱湯がなじんだら、しっかりと手で練り合わせます。湯の量を調整しながら、耳たぶくらいのかたさになるまでこねます。
- もちあわ粉、たかきび粉も同様にこねます。
- たかきび粉の生地にのみ、刻んだくるみを加える。よく混ぜて、くるみを生地全体にいきわたらせます。
- 生地を棒状にして2本に切り分け、それぞれ8等分にして丸めます。※生地ごとに16個のだんごを作ります。
- ゆで上がりが均一になるように、中央を指で軽く押さえ、少しだけ平らにします。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、だんごを入れて2~3分ゆでます。
- 浮いてきたら、さらに2分ほどゆでます。
- ゆで上がっただんごはいずれもすぐに氷水に落とし、粗熱を取ります。
- 粗熱が取れただんごを小豆汁に入れ、再度、中心からひと煮立ちさせます。
- 器に適量を盛り付けて、出来上がりです。