5月16日(水)の「きょうの料理」は「初夏の手仕事」をコウケンテツさんのお母様で料理研究家の「李映林」さんが、実山椒をはちみつに漬けた「山椒茶」と「実山椒の塩茹で」を使って「ナスの山椒マリネ」のレシピを紹介します。
「山椒茶」はゆず茶のようにお湯で割って楽しむ韓国の伝統茶。漬け込んでいくうちに辛みが柔らかくなり、飲みやすくなります。香りの良い甘味料として料理に使えます。
山椒茶の材料(作りやすい分量)
- 実山椒(200g)
- はちみつ(400g)
山椒茶の作り方
- 実山椒(200g)は枝から外して、洗って紙タオルなどにつけて水気をよく拭きます。
- 清潔な保存瓶に入れて、はちみつ(400g)を注ぎます。実山椒が液面から出ないようにオーブン用紙でびっちりと覆い瓶の蓋をします。常温で1ヶ月つけます。その間、1週間に一度清潔なスプーンで上下を返すように混ぜます。その後、紙を外し冷蔵庫で保存します。
山椒茶ドリンクの作り方
- 山椒茶のシロップを(大さじ1)と実山椒(少々)を湯飲みや耐熱グラスに入れて、熱湯(75ml)を注いで混ぜます。
山椒サワードリンクの作り方
- 山椒茶シロップ(大さじ2)と実山椒(大さじ1/2)をグラスに入れ、酢(大さじ1/2)を加えます。水(カップ3/4)を注いで混ぜ完成です。
山椒ソーダの作り方
- 山椒茶シロップ(大さじ2)と実山椒(少々)をグラスに入れ、炭酸水(カップ3/4)を注ぎます。氷(適量)を加えて混ぜて完成です。
感想
山椒茶は飲み頃は漬けてから1ヶ月半後、保存は冷蔵庫で1年6ヶ月です。韓国では、山椒茶は完熟した赤い実で8月につけるのが習慣だそうですが、李さんは赤い山椒の実より刺激が少ない青い実山椒を使うのがオススメだそうです。