6月25日(月)の「グレーテルのかまど」は、「不夜城」シリーズで知られる作家の「馳星周」さんが愛してやまない「マンゴープリン」を紹介します。今では人気の「マンゴープリン」は香港スイーツの代表格。
「馳星周」さんのマンゴー好きは、今から30年前、中国返還前の香港で、まだ日本では知られていなかったマンゴープリンと出会ったことが、その後の人生を大きく変えたと言われています。マンゴーは購入後室温におき、追熟させると美味しく作れます。
マンゴープリンの材料(120ccカップ6個分)
- アップルマンゴー(1個)・・450g
- 牛乳(200ml)
- グラニュー糖(40g)・・上白糖でも代用可能
- コンデンスミルク(40g)
- 生クリーム(40g)
- アガー(9g)・・透明度の高いゼラチン
- 水(100ml)
- レモン汁(5ml)
- エバミルク(90ml)
マンゴープリンの作り方
- マンゴー(1個)は皮をむいて種を避けるように切り、種の周りの果肉を手ではがします。280gになるように調整し、残った果肉は3mm厚に薄切りしておきます。
- マンゴーの280gの果肉と牛乳(200g)をミキサーにかけて、ざるでこします。
- 鍋に2、コンデンスミルク(40g)、生クリーム(40g)を加え中火にかけ、耐熱のゴムべらで混ぜながら軽く湯気が立つまで加熱します。75℃~80℃くらいまで温めます。
- 砂糖(40g)とアガー(9g)を混ぜて鍋に入れ、水で溶きます。中火にかけて沸騰させます。透明感が出て沸いている状態まで。
- アガーが煮溶ければ、火から外して3を混ぜながら加えます。完全に混ざるまでしっかりまぜます。
- 水をあてて冷ましながらレモン汁(5ml)を加えます。
- 器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
- スライスしたマンゴーを飾り、エバミルク(90ml)をかけていただきます。
感想
今では普通になったマンゴープリンですが、初めて食べた時はその美味しさに驚いたと思います。不夜城は中国の闇の世界を生き抜く物語で映画にもなりましたね。そんな内容を書いた作者が「マンゴープリン」が大好きなんてとても意外でした。