9月10日(月)の「グレーテルのかまど」は「東京タラレバ娘」や「海月姫」で人気の漫画家・東村アキコさんのお気に入り、宮崎のローカルスイーツ「鯨ようかん」を紹介します。
「鯨ようかん」は、宮崎県佐土原の伝統菓子。なぜ、ようかんに「鯨」をつけたのかも紹介します。
目次
東村アキコの鯨のようかんの材料(12個分)
<もち生地>
- 上新粉 160g
- 上白糖 130g
- 水 180ml
<蒸しようかん>
- 小豆こしあん 320g 少し固めのもの
- 黒砂糖 30g
- 薄力粉 16g
<水溶きかたくり粉>
- かたくり粉 10g
- 水 15ml
東村アキコの鯨のようかんの作り方
<準備>
- 蒸し器にたっぷりの湯を沸かし、蒸気をあげておく。
- かたくり粉に水を加えて混ぜておく。(水溶きかたくり粉)
- 黒糖をざる等でこして、かたまりをのぞいておく。
<小豆こしあんを作る>
- あんを火にかけ、焦げつかないようへらでよく混ぜながら水分を飛ばす。
- へらにとり、触ってみて手に付かなくなればよい。できたら冷ましておく。
<蒸しようかん生地を作る>
- 小豆こしあんに黒砂糖を加え、手で良く混ぜる。
- さらに薄力粉を加え、粉けがなくなるまで混ぜる。混ざったら4等分にしておく。
<もち生地を作る>
- ボウルに、上新粉と上白糖を入れて泡立て器で混ぜる。
- 分量の8割程度の水を加えて泡立て器で混ぜ、混ざったら残りの水を加え、ダマが出来ないようにしっかりと混ぜる。
- 蒸し器に型を置き、ぬらしてかたく絞ったさらしを敷いて生地を流し入れ、20分蒸す。(白く濁った部分が残らないように完全に火を通す。)
- 蒸し上がったら、さらしごと取出してまとめる。
- 別のさらしを敷いた上に水を打って、生地の表面がなめらかな状態になるまで練る。
(水でぬらしたまな板でもよい) - 手に水をつけながら、4等分にして、それぞれ6.5cm×25cmの長さに成形する。
<蒸して仕上げる>
- もち生地の中央部分に、蒸しようかん生地を手で棒状に伸ばしながら、長さを整えてのせる。(もち生地からはみ出さないように、長さや太さを調整する)
- 手水をして、平たくなる様に上から押さえて整え、表面をならし、オーブン用の紙に移す。
- 水溶きかたくり粉をはけでまんべんなく塗る。
- オーブン用の紙ごと蒸し器に入れ、中火で約15分蒸す。常温で冷ます。
- もち生地部分同士をはり合わせ、糸を使って半分に切り分ける。
- さらに長さ4cmになる様に3等分に切り分けて出来上がり。