8月17日(月)の「きょうの料理」は、料理・菓子研究家の「ムラヨシマサユキ」さんが夏の手仕事「果実の保存食」レシピを紹介します。果実はそのままでも美味しいけれど一手間かけると長く楽しめます。
「キウイジャム」は、キウイにグラニュー糖をまぶして水分を出し、その水分で煮ます。さっぱり甘酸っぱい風味は夏の朝食のぴったりです。
キウイジャムの材料(作りやすい分量)
- キウイ(4〜5個)
- グラニュー糖(280g)
- レモン汁(大さじ2)
キウイジャムの作り方
- キウイ(4〜5個)は皮をむいて2mm厚さのいちょう切りに切ります。アルミ以外の鍋に入れ、グラニュー糖(280g)、レモン汁(大さじ2)を加えて混ぜます。表面にラップをピッチリとして、水分が出るまで1時間以上おきます。
- 果肉をフォークの背で粗くつぶして強火にかけます。沸騰してアクが出たら丁寧にすくい、鍋底が焦げないように耐熱のゴムベラで混ぜながら3〜4分間煮立たせます。
- 水面に出てくる泡にツヤが出たら弱火にして、スプーンで少量をすくって氷水に入れ、粘度を確認します。水中に入れ散らない程度のとろみをつけますが、もし散るようならさらに強火で1〜2分間煮ます。
- 熱いうちに清潔な耐熱保存瓶の口ギリギリまで詰めます。蓋をして逆さにして冷めるまでおきます。
- 常温で3〜4ヶ月、開封後は冷蔵庫で約1週間保存が可能です。
感想
自分で作るジャムは愛情も湧いてとっても美味しいですね。キウイはカリウム豊富で夏には食べた方がいいフルーツです。見た目が地味ですが、体にはとってもいいですね。