3月6日(月)のBSプレミアムで紹介されたきょうの料理は2014年に紹介されたもので、神戸で60年以上続くロシア料理の専門店の3代目のシェフで「田部洋一」さんがロシアの代表料理、「ピロシキ」と「ボルシチ」を家庭でも美味しく作れるレシピを紹介してくれました。日本料理とロシア料理は使う食材に共通する点があるんですよ。味付けも日本人になじみやすくなっています。
まずは「ピロシキ」のレシピ。ピロシキの具材はいろいろありますが、今回はひき肉と春雨を使って作ります。
ピロシキの材料(約10個)
- 牛乳(250ml)
- 水飴(25g)・・ない場合砂糖(18g)で代用
- ラード(25g)・・ない場合サラダ油(25g)で代用
- 卵黄(1/2個分)
- ドライイースト(小さじ1)
- 強力粉(370g)
- 塩(小さじ1)
- 打ち粉(適量)・・小麦粉
- 揚げ油(適量)
肉だね
- 牛ひき肉(130g)
- みじん切り玉ねぎ(130g)
- サラダ油(適量)
- 塩(少々)
- こしょう(少々)
- 春雨(乾燥5g)・・湯で戻し水気をきってみじん切りします
- 炒り卵(卵1/2個分)
ピロシキの作り方
- 牛乳(250ml)のうち80mlを鍋に入れて弱火にかけます。水飴(25g)、ラード(25g)を加え混ぜながらとかします。水飴とラードが溶けたら残りの牛乳を加え、卵黄(1/2個分)を加え混ぜ合わせます。※水飴とラードでモチモチ生地になります。温度は人肌温度を保ちます。
- 火からおろしドライイースト(小さじ1)を加え混ぜ合わせます。
- ボウルに強力粉(370g)と塩(小さじ1)を合わせておきます。2を加え箸で混ぜていきある程度混ざったら手で捏ねながら混ぜていきます。手にくっつかず表面が滑らかになるまで混ぜます。
- ボウルに入れラップをかけて室温で40分おき1次発酵させます。
- 発酵したら10等分(1個65g〜70g)にして丸めます。室温で30分おき2次発酵させます。※膨らむので間隔を開けておきます。
- 打ち粉の小麦粉(適量)を引き、手のひらで潰し、中心を厚くして直径10cmほどの円に周りを指で伸ばします。
- 肉だねを作ります。フライパンにサラダ油(適量)を熱し、牛ひき肉(130g)、玉ねぎのみじん切り(130g)を入れ炒め、塩(少々)、こしょう(少々)をふります。火を止めて、春雨(5g)と炒り卵(卵1/2個分)を加えバットにあげておきます。
- 6の伸ばした皮に肉だね(約20g)を中心の厚みのある部分にのせて生地の合わせ目に具材を挟まないように注意して二つ折りにし両はしをくっつけて丸め合わせた部分は下向きにして室温で10分おきます。
- 揚げ油(適量)を160℃に熱して、破裂を防ぐために生地の合わせ目を下にして揚げていきます。3分色づくまで揚げ、色がついたら返し3分揚げます。色がついたらまた返して3分揚げてまた返し3分揚げます。全部で12〜15分揚げて完成です。
感想
ピロシキはロシアの主食かと思いましたがおやつになるピロシキもあるのは驚きでした。ロシア料理1度だけ食べましたがとても美味しかったです。