4月22日(土)の「おかずのクッキング」はコミカルな語り口調が人気の「土井善晴」先生が、修行時代の思い出の「和風シチュー」と、煮込んでいる間に作れる「新玉ねぎの天ぷら」を紹介します。
まずは「和風シチュー」から。京都の老舗のおばんざいまかないのシチューは、出汁と塩だけのシンプルな味付けです。最後に季節の野菜を加えて、彩よく仕上げます。
和風シチューの材料(4人分)
- 人参(1本)・・230g
- じゃがいも(2個)
- 玉ねぎ(1個)
- 牛切り落とし肉(160g)
- 酒(カップ1/2)
- 塩(小さじ1・1/2)
- そら豆(60g)・・むき身
出汁(作りやすい分量)
- 削りがつお(20g)
- 昆布(1枚)・・10cm角
- 水(カップ5)
和風シチューの作り方
- 出汁の材料を鍋に入れて煮立て、アクを取り、布巾でこします。
- 人参(1本)は皮をむいて3cm大に切ります。
- 玉ねぎ(1個)は芯を残して6等分に切ります。
- じゃがいも(2個)は皮をむいて半分に切ります。
- 全ての野菜をお鍋に入れて、牛肉(160g)、酒(カップ1/2)、1の出汁(カップ3)を加えて火にかけます。
- 煮立たったらアクを取り、塩(小さじ1・1/2)を加えて、落し蓋をして弱火で20〜25分ほど煮込みます。
- じゃがいもに竹串がすっと通ったら、茹でたそら豆を加えて完成です。
感想
シンプルなレシピですが、ニンジンの甘みやお肉の旨味などが引き出されていて、とても美味しそうなシチューですね!少し肌寒い日には、特にぴったりの一品です。
出汁と塩だけのシンプルな味付けが、いかにも土井先生らしい和風の仕上がりでした。