9月5日(火)の「きょうの料理」は昨日に続き「残暑を乗り切る養成おかず」がテーマ。料理研究家の「後藤加寿子」さんの出身京都では、暑い日にも冷たいものばかり取らず、温かいにもや汁物をいただき、酸味や香味を効かせた料理で食欲を沸かせたそうですよ。
「とうがんと鶏の葛ひき」は、とうがんの水分とじっくりと含ませた上品な煮汁が体の隅々まで行き渡る1品です。
とうがんと鶏の葛ひきの材料(2人分)
- とうがん(400g)
- 鶏もも肉(120g)
- だし(カップ2)
- すりおろし生姜(適量)
- 片栗粉(大さじ1)
- だし(大さじ1)
- 酒(少々)
合わせ調味料
- みりん(大さじ2)
- うす口醤油(大さじ1)
- 塩(ひとつまみ)
とうがんと鶏の葛ひきの作り方
- とうがん(400g)は種とワタを除き、ピーラーで薄めに皮をむいて3〜3.5cm幅に切ります。皮側に斜めに格子状の切り目を入れ、3〜3.5cm角に切ります。鶏肉(120g)は余分な脂肪を除いて4等分に切り、酒(少々)をまぶします。
- 鍋にだしと鶏肉を加えて火にかけます。煮立ったらアクを取り除き、とうがんを加えて中火で煮ます。
- 鶏肉に火が通ったら取り出して、とうがんが柔らかくなるまで煮ます。
- 合わせ調味料を加え、さらに5〜6分間煮て味を含ませます。
- 片栗粉(大さじ1)をだし(大さじ1)で溶き、回し入れて、とろみがついたら器に盛り付けます。
- すりおろし生姜(適量)をのせて完成です。
感想
冬瓜の季節になりましたね。味がしっかりと染み込んで、とても美味しそうですね。生姜は加熱せずに生で食べることで、熱を下げる働きをするそうですよ。