2月12日のグレーテルのかまどでは、南イタリア「カプリ島」の各家庭にレシピが伝わるという伝統のチョコレート菓子「トルタ・カプレーゼ」を作ります。
小麦粉を使わないのが特徴のケーキで、その誕生にはあの有名なマフィア「アル・カポネ」が一枚かんでいるんだとか。そんな意外な物語と共に、ヘンゼルが「今からでも間に合う」簡単チョコレートケーキを焼き上げます。
トルタ・カプレーゼの材料
※直径15cmのもの1台分
トルタ・カプレーゼ
- バター 100g
- 砂糖 100g ※グラニュー糖
- チョコレート 100g
- 卵 100g ※Mサイズ2個分
- アーモンドパウダー 50g
- くるみ 50g
レモンジャム
- レモン 2個 ※1個分は皮も使用
- 砂糖 120g ※グラニュー糖
トッピング
- 生クリーム 200g ※乳脂肪分38%
- 粉砂糖 適量
トルタ・カプレーゼの作り方
準備
- バターを柔らかくしておきます。
- 卵を室温にもどしておきます。
- チョコレートを溶かしておきます。
- 直径15cmの型に紙を敷いておきます。
- レモンの皮をしっかりと洗っておきます。
作り方
- 天板にくるみを並べ、170℃のオーブンで12~13分ほどローストし、粗熱が取れたら好みの大きさに刻んでおきます。
- ボウルにバターを入れ、砂糖を加えて泡立て器で混ぜます。
- 溶かしたチョコレートを加えて混ぜます。
- 卵を数回に分けて加えて、その都度よく混ぜます。
- アーモンドパウダーを加えて混ぜます。
- 5に1のローストしたくるみを加えて混ぜます。
- 型に詰めて180℃のオーブンで約40分焼きます。
- 焼き上がれば型からはずして冷ましておきます。
レモンジャムを作る
- レモン1個分の皮をむき、白い部分をこそげ落として細く刻みます。
- 沸騰した湯に刻んだ皮を入れて1~2分ほど茹で、ざるにあけます。
- 新たにお湯を沸かし、ステップ10を入れて柔らかくなるまでゆでてざるにあけます。※湯を替えることで汚れや余分な苦味をとります。
- レモン2個分の果肉を房から取り出し、種を取り除きます。
- 果肉を鍋に入れて砂糖を加え、とろみがつくまで5~10分煮ます。
- 3を入れて混ぜ、器にあけて冷ましておきます。
- トルタ・カプレーゼに粉砂糖をふり、泡立てた生クリームとレモンジャムを添えます。
感想
マフィアに出すのに「怖くてうっかり小麦粉を入れるのを忘れて作ってしまった」ことにより、濃厚で美味しいトルタ・カプレーゼが誕生したというお話しが面白かったですね。