4月16日のグレーテルのかまどでは、芥川賞作家の新井満さんが奥さんと出会うきっかけとなった「笹だんご」に挑戦します。
もっちりだけど歯切れキリ!昔ながらの笹だんごを作ります。
目次
新井満の笹だんごの材料
※つぶあん6個、甘みそあん6個分
<生地>
- もち粉 175g
- 上新粉 75g
- 砂糖 30g
- ぬるま湯 200ml
- 乾燥よもぎ 30g
- 重曹 適量 ※笹、よもぎ下ゆで用(1リットルにつき小さじ1)
<甘みそあん>
- みそ 50g
- 砂糖 60g
- くるみ 20g ※砕いてあるもの
- みりん 10g
- かたくり粉 5g ※少量の水で溶いておく
<つぶあん>
- つぶあん 180g ※1個につき30g
<仕上げ用>
- 笹 36枚 ※1個につき3枚
- いぐさ 12本
- 米油 少々(ごく少量) ※サラダ油でも可
新井満の笹だんごの作り方
<準備>
【中身】
- かたくり粉は水で溶いておく
- つぶあんは直径3㎝くらいに丸めておく
【仕上げ用】
- (乾燥笹の場合)重曹を入れた湯でゆで、布でさっとふいて汚れをとっておく
- いぐさは一晩水につけてやわらかくしておく
<生地をつくる>
- 重曹を入れた湯で、乾燥よもぎを柔らかくなるまでゆでる。
- ゆで上がったらざるにあけ、軽く水洗いして水けを絞る。
- よもぎと水50ml(分量外)をフードプロセッサーに入れて、ペースト状にする。
- もち粉、上新粉、砂糖をバットに入れ、手で軽く混ぜ合わせたら中心にくぼみを作る。
- くぼみにペースト状にしたよもぎを入れ、全体になじませる。
- なじんだら、ぬるま湯を加えながら柔らかくツヤが出るまでこねる。
- ツヤが出たら12等分にする。
<甘みそあんをつくる>
- フライパンにみそ、砂糖、みりん、くるみを入れ、木べらでかき混ぜながら、強火で加熱する。
- 沸騰してきたら水溶きかたくり粉を入れて、焦げ付かないように練り続けながら水分を飛ばす。
- 水あめより少し固いくらいになったら火を止める。
- バットにあけ粗熱をとる。
- 粗熱がとれたら冷凍庫で3時間ほど冷やす。※あんがスプーンにくっつかなくなったらOK
- 冷やした甘みそあんを直径2㎝くらいに丸める。
<あんを包む>
- 生地を直径5~6㎝に広げる。※中心を厚めにすると破けにくい。
- 中心にあんを入れて、端を合わせるようにして閉じていく。
- 手に油をつけ、手のひらで転がして丸く形を整える。※油をつけると笹の葉にくっつきにくくなります。
<仕上げ(結び方)>
- 笹を2枚少し重なるように並べる。※葉先を自分側に向け、ツルツルした面を上にする。
- 1の笹の中央にだんごを置き、片手にもつ。
- 2の上にもう1枚笹をかぶせる。
- 下側の笹をねじって、小指でおさえる。上側も同じようにねじって、親指でおさえる。
- いぐさの端から20㎝くらいのところを持って、長いほうを親指でおさえた部分に2周まきつける。
- 斜めにおろして、小指でおさえた部分にも同じように2周まきつける。
- 中央で、20㎝残しておいたいぐさと交差させ、真横に2周まきつける。
- 中央で、ほどけないようにぎゅっと結ぶ。
- 蒸し器に入れ強火で15分蒸す。