6月6日(水)の「きょうの料理」は月曜日から水曜日の3日間、料理研究家の「大原千鶴」さんが初夏の保存食、「梅」と「らっきょう漬け」のレシピを紹介します。最終日の本日は食感をいかした「らっきょう3種漬け」を紹介します。
3種漬けは「甘酢漬け」、「味噌漬け」、「実山椒漬け」の3種類。カリカリの食感をいかし、料理にも使います。らっきょうの下処理方法も紹介します。
目次
らっきょうの下処理
材料(作りやすい分量)
- らっきょう(1kg)
- 粗塩(20g)
下処理方法
- らっきょう(1kg)は1つずつにバラし、綺麗に洗って泥を落とします。ひげ根をできるだけ短く切り落とします。
- 芽の方も軽く切り落とし、そこから薄皮をむきます。
- らっきょうをボウルに入れ塩(20g)をまぶします。1時間ほど置くと水気が出てきます。
- 持ち手付きのザルにらっきょうをあけ、たっぷりの熱湯にザルごと入れます。10秒ほどで引き上げます。盆ざるなどに広げてよく乾かします。
らっきょうの甘酢漬けの材料(作りやすい分量)
- らっきょう(200g)・・下処理したもの
- 赤唐辛子(1本)・・種を取る
甘酢
- 米酢(カップ1)
- 砂糖(100g)
- 塩(20g)
らっきょうの甘酢漬けの作り方
- 甘酢の材料を鍋で沸騰直前まで沸かし、冷まします。
- 保存瓶にらっきょうを入れ、甘酢を注ぎ、赤唐辛子を加えます。
- 1週間後から食べごろです。冷蔵庫で1年間保存可能です。
らっきょうの実山椒漬けの材料(作りやすい分量)
- らっきょう(200g)・・下処理したもの
- 実山椒(大さじ2)・・茹でたもの
- 米酢(カップ1/2)
- 薄口醤油(カップ1/2)
- 昆布(5g)
らっきょうの実山椒漬けの作り方
- 実山椒(大さじ2)は軸を取って7分間茹でて、冷水に1時間つけてアクを抜きます。
- 保存瓶に全ての材料を入れます。
- 1週間後から食べごろです。冷蔵庫で1年間保存が可能です。
らっきょうの味噌漬けの材料(作りやすい分量)
- らっきょう(200g)・・下処理したもの
合わせ調味料
- 味噌(100g)
- 砂糖(30g)
- みりん(大さじ2)
らっきょうの味噌漬けの作り方
- ボウルに合わせ調味料を混ぜ合わせ、らっきょう(200g)も入れて合わせます。
- 1を保存瓶に移します。
- 1週間後から食べごろです。冷蔵庫で1年間保存が可能です。
感想
甘酢漬けが一般的ですが、個人的に味噌漬けが美味しそうでした。そのまま炙っても美味しいそうで、いいお酒の肴になりますね。