9月6日(木)の「きょうの料理」は料理研究家の「土井善晴」さんの「食べもののちから」のコーナー。本日は、「労う」をテーマに夏の疲れを労ってくれる「とうがん」を使ったレシピを紹介します。
「とうがんのくず煮」は下茹ではせず、柔らかく茹でたとうがんに、削り節をひとつかみ入れて、そのまま煮あげ葛でとじます。
とうがんのくず煮の材料(4人分)
- とうがん(780g)
- 削り節(12g)
- くず粉(50g)
- すりおろし生姜(適量)
- 薄口醤油(大さじ2)
- みりん(大さじ2)
とうがんのくず煮の作り方
- とうがん(780g)はワタを除き、皮を厚めにむいて2〜3cm角に切ります。
- 鍋に1のとうがんと水(カップ4)を入れ、火にかけます。煮立ったらアクを取り除き、落し蓋をして金串がスッと通るくらい柔らかくなるまで中火で10分間茹でます。
- 削り節(12g)は薄口醤油(大さじ2)、みりん(大さじ2)を加えて味付けをして、再び落し蓋をして中火で5分間煮ます。
- くず粉(50g)を水(カップ1/3)で溶きます。くず粉は指で潰しながら混ぜます。
- 3の火を止めて混ぜながら4を加えます。
- 再び火にかけて煮汁が透き通ってとろみがついたら椀によそい、おろし生姜(適量)を添えます。
感想
とうがんがとっても美味しい季節になりましたね。くずで温まり、優しい味がホッとしますね。ぜひ作ってみます。