9月17日のグレーテルのかまどでは、世界で愛される児童文学「大どろぼうホッツェンプロッツ」に登場したドイツ伝統のプラムケーキを作りました。
豊富に実るプラムで作るこのプラムケーキは、ドイツの人々にとって穏やかな日常の大切なお菓子なんだそうですよ。
目次
大どろぼうホッツェンプロッツのプラムケーキの材料
※26cm×36cmの天板1枚分
<シュトロイゼル>
- バター 80g
- 砂糖 80g
- 塩 ひとつまみ
- 薄力粉 80g
- アーモンドパウダー 80g
<生地>
- 強力粉 200g
- 薄力粉 50g
- 砂糖 50g
- 塩 3g
- インスタントドライイースト 4g
- 牛乳 100g
- 全卵 50g Mサイズ1個分
- バター 50g
<トッピング>
- スポンジ生地 50g
- プルーン 1kg 日本のプラムは酸味が強いため、プルーンを使用。今回は冷凍のものを使用。
<仕上げ>
- 生クリーム 200g
- 砂糖 12g
大どろぼうホッツェンプロッツのプラムケーキの作り方
<準備>
- シュトロイゼル用の薄力粉とアーモンドパウダーは混ぜ合わせ、ふるっておきます。
- 生地用の強力粉と薄力粉は混ぜ合わせ、ふるっておきます。
- スポンジ生地はザルでこし、細かくしておきます。
<シュトロイゼルを作る>
- バターをボウルに入れて柔らかくして、砂糖と塩を加えて泡立て器で混ぜます。
- 薄力粉とアーモンドパウダーを加えてカードでさっくりと混ぜます。
- 手のひらでこすり合わせて小さい粒状に丸め、トレーに広げて冷凍庫で冷やします。力を入れると大きくくっついてしまい戻らなくなるので注意。
<生地を作る>
- ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩を入れてよく混ぜます。
- 牛乳を人肌まで温め、インスタントドライイーストを加えて溶かします。
- 1に2と全卵、バターを加えて、粉っぽさがなくなるまで手で混ぜます。
- 台に取り出し、こすりつけるようにこねます(約5分)。台からはがれてくるようになったら生地をまとめ、台にたたきつけてこねます(約5分)。
- ボウルに入れて、表面が乾かないようにして30℃のオーブンで30分発酵させます。※必要に応じて、霧吹きで軽く表面を濡らすなどしてください。ラップはくっついてしまいます。
- オーブンから取り出してガス抜きを行い、再び5と同様に30分発酵させます。
- 生地を台に取り出し、麺棒で天板の大きさにのばす。果汁を逃さないよう、天板のふちに沿って生地の端を立てて伸ばし、耳を作っておきます。
- 30℃のオーブンで約30分発酵させます。
<仕上げ>
- 発酵が終わったら、生地の上にスポンジ生地を細かくしたものを散らします。
- プルーンを半分に切って種をとり、さらに半分に切込みを入れて1の上に並べます。ぎっしりとすき間なく並べると、焼いても形が崩れにくくなります。
- シュトロイゼルをふりかけて190℃のオーブンで約40分焼きます。
- 生クリームにグラニュー糖を加えて泡立て、焼き上がったプラムケーキに添えて出来上がりです。
大どろぼうホッツェンプロッツの本
大どろぼうホッツェンプロッツは全3冊あります。二冊目が「ふたたびあらわる」、三冊目が「三たびあらわる」です。