1月12日(木)のきょうの料理は、料理研究家で人気の「栗原はるみさん」が「餅入り茶碗蒸し」と「銀だらとセロリの香り煮」のレシピを紹介。
柔らかな口あたりと優しい味わいの茶碗蒸しは、新春らしくお餅とゆり根入り。香り良くこっくりと煮た銀ダラとともに寒い時期に嬉しいメニューになっています。
まずは「餅入り茶碗蒸し」から。フルフルと柔らかくやっと固まるくらいにだしをたっぷりと入れた茶碗蒸しは栗原さんも大好きで1年中食べているそうです。
具は白いお餅とゆり根だけのシンプルなもの。ゆり根は冬だけの楽しみですが、お餅は必ず入れる具材だそう。ラップをして蒸すので、茶碗蒸し用の蓋つき器でなくてもいいそうです。
餅入り茶碗蒸しの材料(4人分)
- 切り餅(2個)
- ゆり根(1/2個)・・50g
- ゆずの皮(適量)
卵液
- 卵(4個)
- だし(カップ3)
- みりん(大さじ3)
- 塩(小さじ1)
あん
- だし(カップ1/2)
- 薄口醤油(小さじ1)
- みりん(大さじ1)
- 塩(少々)
- 水溶き片栗粉・・片栗粉(小さじ1)水(小さじ1)を溶いたもの
餅入り茶碗蒸しの作り方
- 餅(2個)は1個を6等分に切ります。ゆり根(1/2個)は1枚づつはがしてよく洗い、柔らかくなるまでよく茹でてザルにあげます。ゆり根は大きさによって茹で時間が変わるので、数分間茹でたら食べてみてホクッと柔らかくなっていれば大丈夫です。
- 卵液を作ります。だし(カップ3)にみりん(大さじ3)と塩(小さじ1)を加えて溶かし、熱ければ粗熱をとります。卵(4個)を割りほぐして泡が立たないように静かにだしを加え混ぜ、目の細かいザルでこします。
- 耐熱の器に餅とゆり根を等分に入れ、2の卵液も等分に注ぎます。スプーンの背で表面の泡を撫でるように消し、器を1個ずつラップでふんわりと覆います。
- 蒸気の上がった蒸し器で、弱めの中火で10〜15分間蒸します。※この茶碗蒸しはとても柔らかいので、表面がフルフルと固まれば蒸しあがり。蒸しすぎなように注意して蒸してください。
- 4の蒸しあがりの合わせてあんを作ります。小鍋にだし(1/2カップ)を温めて、薄口醤油(小さじ1)、みりん(大さじ1)、塩(少々)を入れ煮立ったら水溶き片栗粉を入れてとろみをつけます。
- 蒸したての茶碗蒸しの表面にあんをかけて、ゆずの皮を薄くそいだものを添えて完成です。
感想
茶碗蒸しはハードルが高いようなメニューですが、これはとても簡単にできるようなメニューですね。ゆり根があるので是非作ってみたいと思います。