5月27日(月)の「グレーテルのかまど」は、アメリカのどの町にも必ず店があり年間100億個作られるというドーナツ。6月最初の金曜日「ドーナツの日」には町で無料のドーナツが配られ、災害支援などのチャリティー活動が行われます。助け合い精神の象徴になったきっかけは、第一次大戦。疲れた兵士たちを奮い立たせた“D(ドーナツ)ガールズ”たちの手作りドーナツでした。
ヘンゼルが、当時の味と現代の人気No.1の、2つのドーナツ作りに挑戦します。
目次
Dドーナツの材料(直径8cmのドーナツ8コ分)
<生地>
- 準強力粉 (180g)・・ フランスパン用小麦粉(小麦たんぱく量11.0%~12.5%)
- ベーキングパウダー (小さじ1)
- ショートニング( 15g)
- グラニュー糖 (100g)
- 塩( 小さじ1/4)
- ナツメグパウダー (小さじ1/4)
- シナモンパウダー( 小さじ1/4)
- 牛乳 (120g)
- 卵 (50g)
<その他>
- 揚げ油(ショートニング) 600g程度 サラダ油でも可
Dドーナツの作り方
- 室温でやわらかくしたショートニング(15g)に塩(小さじ1/4)、ナツメグパウダー(小さじ1/4)、シナモンパウダー(小さじ1/4)を入れ、泡だて器で混ぜ合わせます。
- グラニュー糖(100g)、卵(50g)、牛乳(120g)の順に加え、ダマにならないよう混ぜ合わせます。
- ベーキングパウダー(小さじ1)と一緒にふるった小麦粉(180g)を加え、ゴムべらを使用して、しっかり混ぜます。へらで持ち上げても垂れる程度のやわらかさでいいです。
- 丸の口金13mmをつけた絞り袋にステップ3の生地を入れます。1辺10cmの正方形にカットしたオーブン用の紙に直径7cmのリング状になるように絞ります。
- 170℃に温めた揚げ油(600g)にリング状に絞った生地を紙ごと入れます。途中ひっくり返しながら揚げる。紙は途中で自然にはがれるので、取り除きます。
- 両面が美味しそうな焼き色になれば、網などの上に出して常温で冷まします。
グレーズド ドーナツの材料(直径10cmのドーナツ3個分)
生地
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強力粉 (350g) ・・小麦たんぱく量12%程度
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薄力粉( 150g)・・小麦たんぱく量8%程度
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グラニュー糖 (60g )
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塩( 6g )
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スキムミルク(20g )
- バター (25g )
- ショートニング( 35g )
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卵黄(40g )
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生イースト( 20g )またはインスタントイースト(12g)
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水( 235g )
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揚げ油(ショートニング)( 600g程度)・・ サラダ油でも可。ショートニングのほうが油の切れがよい
シロップ
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粉砂糖 (480g )
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水( 90g)
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バター (60g)
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バニラエッセンス( 適量)
打ち粉
- 強力粉(適量)
グレーズド ドーナツの作り方
- 室温でやわらかくしたバター(25g)とショートニング(25g)にグラニュー糖(60g)、塩(6g)、スキムミルク(20g)を入れ、泡だて器で混ぜます。
- 卵黄(40g)を入れ、白っぽくなるまでしっかり混ぜ合わせます。
- 生イースト(20g)を水に溶かし、ボウルに用意した小麦粉の中に全量入れ、手で混ぜ合わせます。
- 水けが無くなったら2を加え、ある程度まとまったら作業台に出します。 両手を大きく前後に動かして、手のひらで生地を作業台におしつけるようにこねます。
- 生地をひとつにまとめ、持ち上げて台にたたきつけ、手前に軽く引っ張ってから向こう側に返します。
- 5の作業を10分程度繰り返し続け、表面の生地が膜で覆われ、丸くひとかたまりになればこね上がりです。
- 表面が乾かないように30℃のオーブンで40分発酵させます。
- 打ち粉をして、キャンバス地の上に生地を出し、麺棒で厚さ2cmに伸ばします。このとき力をいれず麺棒を軽く転がすように伸ばしていくこと。表面が乾かないように10分程度休ませます。
- 直径10cmの抜型で3コ抜き、中心を直径2~3cmの抜型で抜きます。
- 表面が乾かないよう30℃のオーブンで40分発酵させます。
- シロップを作っておきます。粉砂糖(480g)に水(90g)、バニラエッセンス(適量)、溶かしたバター(60g)の順に混ぜ合わせます。
- 170℃に温めた揚げ油で、途中ひっくり返しながら、両面が美味しそうな焼き色になるまで揚げます。
(揚げ時間の目安は3分) - 網の上に出し、温かいうちに11のシロップを上からドーナツの表面にかけます。 油が切れて、ドーナツの表面が乾いた感じになればシロップをかけていいです。
- ドーナツの表面を指で触り、シロップが乾いていれば完成です。
感想
気軽なお菓子ドーナツ。でもドーナツの中にある歴史に少し感動しました。次に食べるときはとっても大切な気持ちを持っていただきます。