7月3日(水)の「NHKパンのある幸せ」第5回は、おやつパンの代表、「あんパン&クリームパン」をテーマにしました。あんパンもクリームパンも生まれは明治時代。日本のパンの革命的パンです。その「あんパン」と「ぐるぐるあんパン」を自宅でも簡単に作れるレシピをパン教室を主宰する「遊佐晶子」さんが紹介してくれます。
「ぐるぐるあんパン」は白と黒の2色のこしあんの渦巻き模様が楽しい一口あんパン。ベースの生地はよもぎの粉末を混ぜて作ります。
ぐるぐるあんパンの材料(8個分)
- ぬるま湯(160ml)・・35度前後
- 無塩バター(5g)・・室温におく
- 白あん(100g)・・市販のもの
- こしあん(100g)・・市販のもの
パン生地
- 強力粉(250g)
- 砂糖(大さじ1)
- 塩(小さじ1)
- インスタントドライイースト(小さじ1・1/2)
ぬるま湯の作り方
- 冷水100mlに熱湯60mlを混ぜます。
- 1を耐熱容器に入れ、600wの電子レンジに40〜50秒加熱します。
ぐるぐるあんパンの作り方
- ぬらしてきつく絞った布巾にボウルをのせ、強力粉(250g)、よもぎ(5g)、砂糖(大さじ1)、塩(小さじ1)、インスタントドライイースト(小さじ1・1/2)を入れ、スプーンで混ぜぬるま湯(160ml)を注ぎ入れます。指を開いてボウルに側面に手を沿わせるようにして混ぜます。ボウルについた粉も取るようにしながら混ぜ、まとまってきたらバター(5g)を加えて指でつぶしながら練りこみます。
- 手に体重をかけて少しこね、粉っぽさがなくなってきたら、ぬれ布巾の上にまな板をのせ生地を移し、手に体重をかけてこねます。生地を向こう側にギューっと押し出し、生地を手前に引き戻します。これを5分間繰り返します。生地がなめらかになったら両手で生地を少し引っ張り、表面を張らせるようにして丸めます。2等分に分割して10分休ませます。
- 生地をひっくり返してとじ目部分を上にしてまな板にのせ、強めに4〜5回押してガスを抜き、平らにします。綿棒で伸ばして幅1cmほどあけてこしあん(100g)を塗り広げます。向こう側のあんを塗っていない部分を折りたたみ、そこを芯にして手前に向かって巻きます。最後に手前のあんを塗っていない部分を持ち上げてかぶせ、とじ目をしっかりとつまんで止めます。
- 4等分に切ります。木綿糸を下から通して上を交差させ、左右に引っ張って生地を切ります。あらかじめ、4等分になる位置に軽く印をつけて置くといいです。切った生地にはぬれ布巾をかぶせます。残りの生地も同様に白あん(100g)を塗って巻き4等分に切ります。
- 天板にオーブン用紙を敷き、こしあん生地と白あん生地を交互におき円形に並べます。生地のとじ目を外側にすると焼け目間にはがれることがあるので、必ず内向きにしてとじ目が隣の生地と少し触れるくらいに置きます。濡らしてきつく絞った布巾をかぶせて35分おきます。
- オーブンを190度に温め、15分焼き完成です。
感想
とっても美味しそうですね。こしあんでもつぶあんでもいいですね。ぜひ作ってみます!