11月18日(月)の「グレーテルのかまど」は東北の山で、じさまと5歳の豆太の暮らしを描く絵本『モチモチの木』がテーマ。斎藤隆介さんの物語と、滝平二郎さんの切り絵のコンビで生み出され、およそ半世紀にわたって読みつがれてきました。
「ホッペタがおっこちるほどうまい」と描かれる、「とち餅」は、とちの実を、おいしく食べるために長く伝えられてきた暮らしの知恵が詰まっています。番組ではいまもその味を守る人々を山形に訪ね、ヘンゼルは、とち餅の大福に挑戦します。
モチモチの木のとち餅の材料
直径約5センチのとち餅 約30個分
- とちの実 200g ※あく抜きしたもの。もち米の4分の1が目安です。
- もち米 5合
- こしあん 600g ※お好みで つぶあんでもOKです
- 片栗粉 適量 ※もちとり粉用
モチモチの木のとち餅の作り方
<準備>
- (前日)もち米はといで水に浸し、一晩置いておきます。
- 蒸し器にたっぷりの湯を沸かし、蒸気をあげておきます。
<作り方>
- もち米の水を切って、半分を蒸し布を敷いた蒸し器に入れ、次にとちの実を入れます。
- その上に残りのもち米を入れます。
- 30~40分ほど蒸します。もち米は指でつぶれるぐらいになるまで蒸します。
- 蒸しあがったら餅つき機に移し、30分ほどつきます。とちの実が入ると餅が固くなるので、途中水をつけたへらで混ぜながら固さを調整します。
- 色が均等になり、とちの実のつぶつぶがなくなったら、とち餅の完成です。
- こしあんをピンポン玉くらい(約20グラム)の大きさに丸めます。
- とち餅をこしあんより大きなサイズ(約40グラム)に丸め、片栗粉を敷いたバットの上に置きます。
- 餅生地を広げて手のひらにのせます。
- あん玉を餅にのせ、もちの端をつまみ上げるようにして伸ばし、しっかりつまんでとじれば出来上がりです。