7月13日(月)の「グレーテルのかまど」は、寒い冬が長い北欧の国スウェーデンでは、夏は特別な季節です。夏至の週末にはミッドソンマルのお祭りが行われ、マイストングという飾り柱の周りで歌や踊りが繰り広げられるこの日、もう一つの楽しみが「ベリーのケーキ」です。
「ベリーケーキ」は、森で摘んだベリをーたっぷり載せて楽しむみます。そこには自然を敬う限り、自然の恵みを享受するのは自由、という考え方があるからです。自然と太陽の恵みを目いっぱい満喫する、スウェーデンの短い夏の情景と一緒に紹介します。
目次
ベリーケーキの材料(直径18cm1台分)
スポンジ
- 全卵(100g)・・M玉2個分
 - グラニュー糖(60g)
 - 薄力粉(60g)
 - 無塩バター(20g)
 
乾燥メレンゲ
- 卵白(30g)
 - グラニュー糖(45g)
 
ヨーグルトクリーム
- 
生クリーム(200g)・・乳脂肪分35%
 - バニラシュガー(20g)・・なければグラニュー糖にバニラエッセンス数滴加える
 - 無糖ヨーグルト(65g)
 
生クリーム
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生クリーム(250g)・・乳脂肪分40%
 - 粉砂糖(20g)
 
いちごシロップ
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冷凍いちご(100g)
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グラニュー糖(30g)
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レモン汁(5ml)
 
飾り
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いちご(お好みで)
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ラズベリー(お好みで)
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ブルーベリー(お好みで)
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ブラックベリー(お好みで)
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ミントの葉(適量)・・飾り用
 
下準備
- 薄力粉をふるっておく
 - 無塩バターを溶かしておく
 - オーブンを180℃に温めておく(スポンジ生地)
 - オーブンを130℃に温めておく(メレンゲ)
 - 中に入れるフルーツを好みの大きさにカットしておく
 
ベリーのケーキの作り方
- 全卵とグラニュー糖を合わせ、人肌に温め、もったりするまで泡立てる。
 - 薄力粉を加え、ゴムべらで混ぜる。
 - 温めたバターを加え混ぜる。
 - 生地を型に流し入れ、180℃のオーブンで約25分焼く。焼けたら型から外し冷ましておく
 - 乾燥卵白を作ります。卵白を軽く泡立て、グラニュー糖を6回ほどに分けて入れながら、しっかり角が立つまで泡立てる
 - オーブンペーパーの上に直径15cmの円に絞る。(口金10mmで7周ほど)表面をへらでならす。
 - 130℃のオーブンで約60分焼く。
 - 組み上げまで、乾燥剤を入れて密閉しておく。
 - ヨーグルトクリームを作りあす生クリームと粉砂糖を合わせ、氷水にあてて泡立てる。
 - 角が立つまで泡立てたら、ヨーグルトを加え、固さを 調節する。
 - ホイップクリームを作ります。
 - いちごシロップを作ります。全ての材料をボウルに入れ、ラップをして電子レンジで加熱する。 (600Wで約3分)
 - 粗熱が取れたら、ジューサーミキサーにかける
 - こし器に通して、種を取り除く
 - ケーキに仕上げます。スポンジ生地を1.5㎝1枚と1㎝1枚にスライスする。
 - いちごシロップを1.5㎝のスポンジ生地にはけで塗る。
 - ヨーグルトクリームを上に広げる。
 - お好みの大きさにカットしたフルーツを並べる。カットするときに切りにくくなるので中心にフルーツはおきません。
 - ヨーグルトクリームをのせ、平らになるようにへらでならす。
 - 乾燥メレンゲをのせる。天板についた面を上にします。
 - ヨーグルトクリームを薄く広げ、1cmにスライスした スポンジ生地をのせる。
 - スポンジ生地にいちごシロップを塗る。 ヨーグルトクリームでケーキ全体を薄く覆う。
 - ホイップクリームでケーキの周りを覆う。 側面には、へらでクリームを多めに取り押し付けるようにすると、ホームメイド感が出る。
 - 表面にホイップクリームを絞り、フルーツとミントの葉を飾る。
 - 完成後、冷蔵庫でいったん冷やしてから当日中にお召し上がりください。メレンゲのサクッとした食感がお好みなら、すぐに食べるのがおすすめです。
 
感想
ヨーグルトクリームを今回初めて知りました。とってもさっぱりとしていて、夏向きですね。ぜひ作ってみます。















