2月14日(火)のきょうの料理は、創業450年の京都老舗料亭の主人「高橋義弘」さんが、定番の家庭料理をコツさえ押さえればさらに美味しくなる作り方を教えてくれます。
1品目は「ひじきと鶏肉の煮物」。少し地味な印象のある乾物は、コツさえ押さえれば食卓の主役にもなります。
鶏肉など脂のある食材を加えると、グッと食べやすく美味しくなります。美味しいひじきのコツは、戻し過ぎに注意すること。ある程度歯ごたえがあった方が美味しく食べられますよ。
ひじきと鶏肉の煮物材料(作りやすい分量)
- ひじき(20g)
- 鶏もも肉(70g)
- 油揚げ(40g)
- 人参(3.5cm)・・25g
- こんにゃく(50g)
- だし(カップ1)
- 醤油(小さじ1/2)
- サラダ油(小さじ2)
- みりん(小さじ2)
合わせ調味料
- 砂糖(大さじ1)
- 醤油(大さじ1・1/3)
- みりん(小さじ1)
ひじきと鶏肉の煮物の作り方
- ひじき(20g)はたっぷりのお水に15分間つけて戻します。3回ほど水を変えながら洗い、ザルにあげて水けを切ります。
- 鶏肉(70g)は一口大に切りボウルに入れて醤油(小さじ1/2)を揉み込みます。
- 油揚げ(40g)、人参(3.5cm)、こんにゃく(50g)は1cm幅、3.5cmの長さの拍子木形に切ります。こんにゃくは水と一緒に鍋に入れてから火にかけて沸騰したらザルにあげます。
- フライパンにサラダ油(小さじ2)を中火に熱し、鶏肉を加えます。表面に焼き色がついたら3を加えていためます。
- 具材に油が馴染んだらひじきを加えて軽く水気を飛ばします。
- だし(カップ1)を加え、沸騰してきたら合わせ調味料を加えて煮ます。火加減はふつふつ煮立つ位の中火が具材に味がよく染み込みます。
- 煮汁が少なくなってきたらみりん(小さじ2)を回しかけて混ぜ合わせ、照りつやが出たら火を止めて完成です。
感想
鶏肉を加えることでおかず感がグッと出ますね。最後にみりんを入れる事を「追いみりん」といい、味がまとまりワンランク上の仕上がりになるそうです。