3月9日(火)の「きょうの料理」は、「いざ」という時こそ強く生き抜く知恵の料理レシピを、料理研究家の「枝元なほみ」さんと枝元さんのアシスタントをしていた「市瀬悦子」さんが紹介してくれます。
枝元さんが紹介してくれるのは、「鍋でお米を炊く」方法とさば缶を使った「さば缶のビビンバ」のレシピを紹介します。
鍋でご飯を炊く作り方
- 鍋に洗って水気をきったお米、お米の容量の1.1倍程度の水を入れて、蓋をして中火にかけます。
- 蒸気が上がってきたら弱火にして、10分間炊きます。火を止めて、10分間ほど蒸らし、ほぐします。
さば缶ビビンバの材料(4人分)
- お米(400ml)
- さばの水煮缶(1缶)
- 干し椎茸(4枚)・・薄いもの
- 切り干し大根(20g)・・乾燥
- 人参(1本)
- 小松菜(1わ)
- ニンニク(2かけ)
- ナンプラー(大さじ1)・・ない場合醤油(大さじ1・1/2)
- 粗ずり白ごま(適量)
- コチュジャン(適量)
- ごま油(適量)
- 塩(適量)
さば缶ビビンバの作り方
- 干し椎茸(4枚)は、軸をのぞき食べやすく割り、切り干し大根(20g)をポリ袋に入れ、水(カップ3・1/4)に15分間ほどつけます。戻し汁は取っておきます。人参(1本)はスライサーなど細切りにします。小松菜(1わ)は5cm長さに切ります。
- フライパンにごま油(大さじ2)を中火で熱し、お米(400ml)は洗わずに入れ、つやが出るまで炒めます。塩(小さじ1/2)、1の戻し汁を全量加えて火を止めます。
- お米の上に椎茸、切り干し大根、人参、小松菜を並べ、中心にさば缶を缶汁ごと加えます。ニンニク(2かけ)をのせ蓋をして強めの中火にかけます。蒸気が上がってきたら弱火にして、15分間炊きます。火を止めて蓋をしたまま8〜10分間蒸らします。
- ナンプラー(大さじ1)、白ごま(適量)、ごま油(適量)をふり、お好みでコチュジャン(適量)を添え、ニンニクを潰しながら全体を混ぜます。
感想
もうすぐ3月11日ですね。その頃もうすぐ出産の私は、母と買い物に行き、帰る手段をなくして、自宅まで歩いて帰りました。そして、17日に元気に出産しました。311は本当に忘れることのできない日です。たくさんの方が今でも悲しみと葛藤していると思います。でもそれでも、人は生きていかないといけないんです。たくさん泣いても、もうダメだと思っても、生きていく。災害時はお肉などのがっつりご飯が食べたくなるそうですよ。この先も生きていくために備えをして、もしもの時も強く生きて生きたいです。食べることで自分を応援できますね!