2月2日(木)のきょうの料理は、語り口調が人気の「土井善晴」先生が、今食べておかないともったいない旬の食材を使って、作ることを楽しみ、心も体も満足するおかずを紹介します。
2品目は「鶏むね肉のミルク煮」。クリーム煮より軽く淡く、春らしいのがミルク煮です。
薄く叩いてから小麦粉をまぶし、粉がミルクに溶け出して鍋を揺すると、とろみがつきはじめます。出はじめの春の豆と合わせて温めておいたお皿に盛り付けます。
鶏むね肉のミルク煮の材料(2人分)
- 鶏むね肉(1枚)・・180g
- 牛乳(カップ3/4)
- えんどう豆(40g)・・むき身
- 絹さや(40g)・・筋をとったもの
- 塩(少々 小さじ1/3弱)
- こしょう(少々)
- 小麦粉(適量)
- サラダ油(大さじ1/2)
- バター(20g)
鶏むね肉のミルク煮の作り方
- 鶏むね肉(1枚)は皮を取り除き、7枚くらいにそぎ切りにします。
- 1のむね肉をラップで挟み、肉叩きで叩いて伸ばします。※ラップは霧吹きで水を吹きかけておくと破れにくくなります。
- 2で叩いた肉全体に塩(少々)、こしょう(少々)をふり小麦粉(適量)をまぶします。
- えんどう(40g)と絹さや(40g)はそれぞれ塩(適量)を加えた熱湯で色よく茹で、水にとって粗熱をとり、水気を切ります。
- フライパンにサラダ油(大さじ1/2)とバター(20g)を入れて中火にかけ、3の鶏むね肉を入れます。
- 片面の色が白く変わったら裏返し、4のえんどうと絹さや、牛乳(カップ3/4)を加え塩(小さじ1/3弱)、こしょう(少々)で味を調えます。
- フライパンを大きく揺すりながら煮汁にとろみがつくまで煮て、温めた器に盛り付けて完成です。
感想
むね肉を使うところが土井さんらしいですね。むね肉を使用するのでさっぱりとふっくらと煮て、えんどうと絹さやが春を演出しています。