3月16日(木)のきょうの料理は、桜の開花が待ち遠しい季節、日本の春の香りを満喫できるシフォンケーキとサブレを料理研究家の「小林かなえ」さんが紹介します。
1品目は「桜のシフォンケーキ」。シフォンケーキは市販の桜あんを生地に混ぜて桜の花の塩漬けをトッピング。ふんわり、しっとりした口当たりで上品な花の香りがほわっと口の中に広がります。
桜のシフォンケーキ(直径18cmの金属製シフォン型1台分)
- 桜の花の塩漬け(6個)・・市販のもの
卵黄生地
- 卵黄(4個分)
- 桜あん(180g)・・市販のもの
- 水(60ml)
- サラダ油(50g)
- 薄力粉(100g)
メレンゲ
- 卵白(4個分)
- グラニュー糖(50g)
桜のシフォンケーキの作り方
事前準備:桜の花の塩漬けはかぶるくらいの水につけて5〜10分間おき塩抜きしておきます。オーブンは170℃に温めておきます。
- 卵黄生地を作ります。ボウルに卵黄(4個)を入れて溶きほぐし、桜あん(180g)加えて混ぜます。
- 1に水(60ml)を加えて混ぜなじませます。
- 2にサラダ油(50g)を加えて混ぜなじませます。
- 薄力粉(100g)を3回に分けてふるい入れ粉っぽさやダマがなくなるまでよく混ぜ合わせます。
- メレンゲを作ります。別の大きめのボウルに卵白(4個分)を入れ高速のハンドミキサーで全体を大きく混ぜながら柔らかいツノが立つまで泡立てます。
- 5にグラニュー糖(50g)の半量を加えてさらに泡立てます。最初は少しゆるくなるが再びツノが立つまで泡立てます。
- 残りのグラニュー糖を加えツヤが出てツノが立つまでよく泡立てます。ハンドミキサーを止めた状態でグルグル混ぜてみてツノがしっかり立てば混ぜ上がり。ツノが立たない場合は再度泡立てます。
- 4の卵黄生地に7のメレンゲを半量加えゴムベラで底からすくい上げるように5〜6回ふんわりと混ぜ合わせます。
- 8が8割ほど混ざったら残りのメレンゲのボウルに加えます。全体が馴染むまで優しく混ぜ合わせます。
- 桜の花の塩漬けの水けを紙タオルで取り型のそこに並べます。
- 底の型を側面の型に戻しいれて9を流し入れてゴムベラでならします。網または天板にのせて170℃に温めたオーブンで約45分間焼きます。膨らんだ生地が少し下がってきたら焼き上がりです。
- オーブンから取り出してすぐに型を逆さまにして台に置き半日ほど常温に置いて完全に冷まします。パレットナイフを型の側面とケーキの間に差し込み型をぐるりと回しながら外します。
- 筒を持って側面の型から外してケーキとの間にパレットナイフを差し込んで型を回しながらはがします。
- 上下をかえしてん台に置きケーキを落として型から抜きま完成です。
感想
焼きたてのシフォンケーキ美味しいですよね。あんを入れるのは初めてなので作ってみたいと思います。春らしく可愛いシフォンケーキです。