酒の肴のことを「あて」と呼びます。あてなよるはお酒好きの方へお酒に合う「あて料理」をおもてなしする番組です。
料理を提供する求道者に、料理研究家の「大原千鶴」さんが、今が旬で京都では庶民の魚とされる「鮎」を使った料理を紹介します。そしてお酒の媒酌人にソムリエの「若林英司」さんが主力のお酒を紹介します。ゲストには女優の「三浦理恵子」さんと生物学者「長沼毅」を迎えます。
目次
1品目:小鮎の磯辺揚げ (鮎:滋賀県琵琶湖産)
合わせたお酒:ラガービール
材料
- 琵琶湖産の小鮎( 4匹)・・生
- ちくわ(2本) ・・小さめのもの
- 小麦粉 (大さじ4)
- 水 (大さじ4)
- 紅生姜(適量)
- 青のり( 適量)
- 揚げ油(適量)
- ソース(適量)
作り方
- 小麦粉(大さじ4)を水(大さじ4)でといて、そこへ刻んだ紅生姜(適量)と青のり(適量)を混ぜます。
- ちくわ(2本)を半分に切って、その上に小鮎(4匹)を乗せ、上から、衣をかけ170度の油(適量)で揚げます。お好みで豚カツソースをつけて頂きます。
2品目:鮎のハイカラサラダ(鮎:京都府美山川産)
合わせたお酒:オーストリア 白ワイン グリューナー・フェルトリーナー種
材料
- 鮎の塩焼き( 2~3尾)
- キウイ (1個)
- クレソン(適量)
- ルッコラ (適量)
- 塩(適量)
- スダチ(適量)
- マカダミアナッツオイル (適量)
作り方
- 鮎(2〜3尾)の骨と頭、ヒレを取って身をほぐし、手でつぶしたキウイ(1個)、クレソン(適量)、ルッコラ適量を合えます。
- 味を見て塩、スダチ、マカダミアナッツオイルをかけて頂きます。
3品目:鮎の風干し うるか乗せ(鮎:岐阜県長良川産)
合わせたお酒:長野県・協会5号酵母の日本酒
材料
- 鮎の風干し(もしくは、一夜干し)
- うるか・・鮎の塩辛
- 青ゆず
- 蓼(たで)
- 米酢
作り方
- 鮎の風干しを食べやすく切り、うるかを塗って、うるかに焦げ目がつくくらいにガスレンジで少し焼きます。
- 青ゆずの皮を擦り下ろし、お好みで蓼を擦って米酢と混ぜたものをつけて頂きます。
4品目:鮎の冷や汁風つけ麺 (鮎:高知県四万十川産)
合わせたお酒:ニュージーランド 赤ワイン ピノ・ノワール種
材料
- 鮎の塩焼き(1尾)・・大きなもの
- 味噌 (大さじ1)
- 水(100cc)
- 黒練りごま (小さじ1)
- キュウリ( 1/2本)
- ミョウガ (1個)
- 青じそ (2枚)
- 中華麺(1人前)・・つけ麺用の乾麺
作り方
- 鮎の塩焼き(1尾)の骨と頭、ヒレを取って身をほぐしすり鉢であたります。そこに、味噌(大さじ1)、練りごま(小さじ1)、水(100cc)の順に入れてその都度よく混ぜます。
- キュウリ(1/2本)はスライスして塩少々を混ぜて3分置いて水気を絞っておきます。ミョウガ(1個)は縦半分に切って小口切りにします。青じそ(2枚)は千切りにして水に放して絞っておきます。
- 1を器に入れてきゅうり、ミョウガ、青じそをのせる。これがつけ汁になります。
- 中華麺を袋の表示通りに茹でて氷水でしめ、器に盛りつけます。つけ汁につけて頂きます。
感想
関西の方は鮎を塩焼きだけでなく、甘露煮なども作ったりして本当に美味しく料理しますよね。鮎の料理なんて塩焼きくらいしかしませんが、今が旬なのでぜひ1品でも作ってみたいと思います。