8月7日(火)の「NHKぐっと身近にアジアごはん」は、日本人向けの調整はしていない本場の味のレシピを紹介します。初日の本日は、韓国料理でおなじみの漬物「白菜キムチ」のレシピを、韓国料理の料理研究家「な・すんじゃ」さんが紹介します。この白菜キムチを作っておけば、鍋の具材にしたり、魚と和えたり、麺に絡めたりと重宝します。
「キムチ・ヂョン」のヂョンとはチヂミの事。水の代わりにキムチのつけ汁を使いますが、美味しさのポイントは熟成が進んだキムチの汁を使う事です。
白菜キムチの材料(作りやすい分量)
- 白菜(1/2個)
- 塩(30g)・・白菜の重量の3%
合わせ調味料
- 大根(200g)
- みじん切りニンニク(3かけ分)
- みじん切り生姜(2かけ分)
- 粗みじん切りねぎ(5〜6cm分)・・白い部分
- にら(1/2束)
- すりおろし梨(1/4個分)・・またはりんご
- 塩(小さじ1)
- 粉唐辛子(40g)・・韓国産中粗びき
- アミの塩辛(50g)
- カナリの魚醤(大さじ2)・・ナンプラーで代用可能
白菜キムチの作り方
- 白菜(1/2個)は洗わずに5×4cmに切ります。塩(30g)をざっくりと混ぜ合わせ、そのまま常温でおきます。春〜夏は6〜7時間、秋〜冬は10時間が目安です。
- 大根(200g)は千切りにして、にら(1/2束)は2cm長さに切ります。
- 白菜がしんなりとしたら2度水洗いして、ザルにあげ、水気を切ります。
- 大根に分量外の塩(小さじ1/2)を混ぜます。
- 4の大根以外の
- 合わせ調味料を4の大根以外の材料を混ぜ合わせます。4の大根を加えてさらに混ぜ合わせます。
- 白菜に5を混ぜ合わせ、密閉容器に入れて冷蔵庫に入れます。
- 漬けてから2日後からが食べごろです。約2週間後が美味しくなる目安です。冷蔵庫で約1ヶ月保存が可能です。
キムチ・ヂョンの材料(直径22cmのフライパンで3枚分)
- 白菜キムチ(適量)・・切れ端を使う事が多いです
- 白菜キムチのつけ汁(カップ1)
- 薄力粉(カップ1強)・・つけ汁より1割多めに
- サラダ油(小さじ1/2〜1)・・ごま油を数滴混ぜます
キムチ・ヂョンの作り方
- キムチ(適量)を小さめの一口大に切り、つけ汁に入れます。薄力粉(カップ1強)を少しずつ溶き入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜます。硬めに練ると焼きやすいです。
- フライパンに油(小さじ1/2〜1)を中火で熱し、1を流し入れます。気泡が出たら火を弱めます。縁が乾いてきたら裏返し、真ん中をヘラなどで押さえて中まで火を通します。
- 両面を5〜6分間ほど焼き、表面に軽く焼き目がついたら完成です。
感想
このレシピは手作りの「白菜キムチ」を使ったレシピになります。もし市販のキムチを使うときは多少味が変わるそうですよ。具材もキムチだけなのでとっても簡単ですね。キムチの汁を捨てる人にはキムチはあげない!というほど韓国の人にはキムチが重宝する食材なんですね。