1月4日(水)放送の「きょうの料理」の新年一回目は、料理研究家の土井善晴先生が料理の基本である「肉を焼く」ポイントを教えてくれました。
厚切りの豚肉をフライパンで焼いて、味付けもシンプルに塩とコショウだけ。
お肉の美味しさを引き出す、まさに料理の原点とでも言える「厚切り豚肉のポークソテー」のレシピです。
土井善晴のポークソテーの材料(4人分)
- 豚肩ロース肉(3cm厚で1枚250g程度を2枚)
- クレソン(適宜)
- 塩(10g)
- コショウ(適量)
- サラダ油(大さじ1)
土井善晴のポークソテーの作り方
- 豚肩ロース肉(2枚)は冷蔵庫から出し、30分ほど置いて常温に戻しておきます。
- 焼く直前に、豚肉の重さの2%の塩(250gの肉1枚に対して5g)と、コショウ(適量)を両面にふります。※肉汁やうま味が流れ出ないように「筋切りはしない」のがポイントです。
- フライパンにサラダ油(大さじ1)を引いてから豚肉を入れ、じわじわと小さな音がする程度の火加減で、途中で脂を拭き取りながらじっくりと片面を15〜20分焼きます。
- ひっくり返し、今度は色が変わる程度に5分ほど焼きます。
- お肉を取り出し、10分ほど置いて余熱で中に火を完全に通せば出来上がりです。
感想
お肉をただ焼くだけなんですけど、厚切りの豚肉を焼くのって難しいですよね。
火を入れすぎると硬くなってしまうし、焦げ目を付けながらも中にしっかり火を通しながらジューシーに仕上げるというのは、簡単ではないです。
今回の教えをしっかりと胸に刻み、どきどきしながら厚切りの豚肉をソテーしてみたいと思います。