3月21日(木)の「きょうの料理」は料理研究家の「大原千鶴」さんの「おいしい素」の最終回。本日は「昆布の佃煮」と「ふきみそ」を作ります。そのまま食べるだけでなく味付けに一工夫加えて、献立のバリエーションを広げます。
「ふきみそ」はアクや雑味を抜いて、ふき本来の苦味を生かした春を告げるおいしいもの。「新じゃがのふきみそあえ」はゆでた新じゃがいもにふきみそを和えるだけの簡単レシピです。
目次
ふきみその材料(作りやすい分量)
- ふき(5本)・・葉付き
- 重曹(小さじ1/2)
- 削り節(5g)
- 塩(大さじ2)
- ごま油(大さじ2)
合わせ調味料
- 味噌(大さじ4)
- みりん(大さじ4)
- 白すりごま(大さじ3)
ふきみその作り方
- ふきは葉と茎に切り分けます。茎はフライパンに入る長さにカットし、塩(大さじ2)を振って板ずりをしておきます。
- フライパンにお湯を沸かし、重層(小さじ1/2)を入れたら、ふきの茎の太い部分を入れて1分ほど茹でます。続いて茎の細い部分を入れて2分ほどゆでます。さらにふきの葉を入れて1分ゆでたら全てを水にとります。
- 茎は筋を取り除いて水に10分ほどさらし、5mm幅にカットします。
- 葉は細かく刻んで、水気をしっかりと絞ります。
- フライパンにごま油(大さじ2)を引いて中火で熱し、3と4を入れて炒めていきます。
- 味噌(大さじ4)、みりん(大さじ4)、白すりごま(大さじ3)を合わせて、ふきがしんなりしてきたら入れ、混ぜながら3分ほど煮詰めます。
- 削り節(5g)を入れて混ぜ合わせれば出来上がりです。
新じゃがのふきみそあえの材料(2人分)
- 新じゃがいも(2〜3個=230〜250g)
- ふきみそ(80g)
- 塩(ひとつまみ)
- バター(5g)
新じゃがのふきみそあえの作り方
- 新じゃがいもは2cm角にカットしてお鍋に入れます。
- じゃがいもの高さまで水を注ぎ入れ、塩(ひとつまみ)を入れたらフタをして中火にかけます。
- じゃがいもが茹で上がったらフタを取り、混ぜながら水気を飛ばしていきます。
- じゃがいもが半分ほどくずれたら、ふきみそを入れて混ぜ合わせます。
- 火を止め、バター(5g)を入れて混ぜ合わせれば出来上がりです。
大原千鶴の昆布のつくだ煮・ふきみそのレシピ
大原千鶴さんが教えてくれた、昆布のつくだ煮とふきみそのレシピです。